パン生地手につく｜パン生地に触りすぎてない？生地がベタつく時の初心者がやりがちな失敗と解決策 | 天然酵母パン教室埼玉｜コストコ入間店、三井アウトレットパーク入間から車で5分埼玉のパン教室フリーゼ

レッスン中よく生徒さんから出る言葉が、「手に生地がベタベタくっついちゃう〜」というお悩み。

生地がベタついて、なかなかうまく丸めたり、成形できない様子をよく見かけます。

作業している手元をよく見ていると、初心者にありがちな

『長く生地に触れている』『何度も生地に触れている』動きが見られます。

生地を扱う際に注意するべきポイントを押さえるだけで、一気に作業性が上がりストレスも軽減されていきますよ！

今回は、

「パン生地手につく｜パン生地に触りすぎてない？生地がベタつく時の初心者がやりがちな失敗と解決策」を解説します。

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高校卒業してから23年勤めた、航空自衛隊を41歳で退職。2024年に自宅教室「こだわり酵母パン教室フリーゼ」をオープン。

“自分時間を大切に”“職場でも家でもない場所に居場所を作る”そんな教室作りをしています。

初心者の方でも一味違ったパン作りが叶う「麹種（こうじだね）」

『簡単に、でも本格的に！』

「ルヴァン」と「麹」を融合させた特別なパンを作りましょう！

身長は低いけど、夢は大きい！元気いっぱいの講師が、ワクワクをお届けします！

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パン生地がベタベタ…その原因、触りすぎかも？

「パン生地が手にくっついて扱いにくい…」そんな経験ありませんか？

これは、初心者の方にはあるあるの話です＾＾

私も当然経験がありますし、教室に来る生徒さんにも多い悩みです。

生地が手にくっつくと、うまく形が作れなかったり、手についた生地を、洗い流したりしている間に、生地量が減っていってしまうことも。

この時のパン生地がベタつく原因として、「触りすぎ」がほとんどです。

生地に触れるときは、“手早く優しく”が鉄則！

生地に触れている時間が長いと、どんどん手に生地が密着していって、「ベタつく」、「生地がくっつく」、「うまく成形できない」という不具合が起こってくるのです。

初心者の方は、どうしても生地の扱いに慣れていなくて、生地に触れている時間が長くなりがちです。

その理由を考えてみました。

１、そもそも生地の扱い方がわからない

これは、初心者の方なら仕方のないことです。できなくて当たり前、分かたなくて当たり前なんですから。

生地の扱い方がわからない頃は、生地を鷲掴みにしたり、力加減がわからなくて強い力を加えてしまうここともあるでしょう。　　　　

また、子供が泥団子をつかむように、手のひらで包み込んでしまう場合もあります。

２、生地をきれいに丸めたいと思って何度も触ってしまう。

形を整えようと細かく修正しているうちに、長時間触ってしまう。これが一番多いありがちな行動かと思います。

丸める作業だけでも、初心者にとっては一苦労。

慣れるまでは、時間がかかって、ベタついてしまいがちかと思います。

３、ガス抜きなど生地に触れる時に、素早く瞬間的に触れる意識がない。

初心者の方で多いのが、生地を押さえつける時、1〜2秒ほど生地に触れている時間があるんです。

プロは、1秒も生地に触れていないでしょう。（状況によりますが）

ガス抜きなどの、生地を叩くまたは押さえる作業の時は、素早く短時間で生地に触れるようにしています。

なぜなら、生地が手にくっつくから。

初心者の頃は、素早くと言ってもイメージが湧かないでしょうから、最低でも1秒以上は生地に触れないなどと時間を決めてやってみてもいいかもしれませんね。

「生地に触れている時間が長いとベタつくし良くないということはわかったけど、なんでそれがダメなの？」

そんな疑問も湧いてきますよね。

では、なぜいけないんでしょうか？

ベタつきが増す
- 生地の水分が手に移り、さらにベタつきが増し、手につきやすくなる
- 余計な手粉を追加してしまい、生地が硬くなる原因に！
成形時、生地の表面が荒れてしまいボコボコして綺麗に焼けない
- ベタついた生地を無理やり成形しても、手にくっついたところが汚く残ってしまう。
発酵が進みすぎることも…
- 手の温度で生地が温まり、発酵が進みすぎてしまう
- 結果、膨らみの悪いパンになり固かったり、焼き上がりが目詰まりしてしまうことも