フリーゼについて

○ご挨拶

初めまして。こだわり酵母パン教室フリーゼの服部仁美(はっとりひとみ)です。

5人家族で3人の子供を持つ母です。

パンの香りに包まれて、笑顔が広がり、みんなが心地よく交流する温かな場所を作りたくて、お茶どころである埼玉県入間市にパン教室を開きました。

茶畑の向こう側には、とても綺麗な富士山を見ることができるのんびりした場所です。

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フリーゼのパン教室では、

『日本由来の麹菌とルヴァン種を掛け合わせた旨みや甘みが引き立つパン作りと、パンの香りで大切な人と心を結び、手作りの美味しさで満ちた新しい日常を始める。』ことができます。

自分の手で作る喜びは、日常を特別なものに変えます。

初めてパンを作る方でもこだわりの美味しさと自信を手に入れて、素敵なパンライフを送っていただけたら、とても嬉しいです。

『フリーゼ』という名前の由来は、我が家の愛犬ビション・フリーゼ(犬種)からきています。

この犬種は、色は白のみで、ビション=飾り、フリーゼ=巻き毛・カールという意味です。

そこから、白くてふわふわの食パンを連想しフリーゼという名前にしました。

○私とパンとの出会い

私はこれまで飛行機の整備の仕事をしてきました。人工的で冷たく硬い機械を触っていた毎日でした。

マンネリ化した日々に変化と刺激が欲しい。

非日常を味わうことで、自分時間を充実させたい。

そんなことを考えながら過ごしていたある日、自宅のポストにパン教室のチラシが入っていたのです。パンが大好きでパン屋さん巡りをしていた身としてはものすごい興味が湧きました。

でも、「教室ってどんな雰囲気なんだろう」「初めてでも作れるのか」など不安がいっぱいで、なかなか一歩が踏み出せなかったのです。

そこで友人が一緒に行こうと教室に誘ってくれたことで踏み出すことができました。これが私のパン人生の始まりであり、転機となったのです。

そもそもパンが自分で作れるということに驚き感動しました。発酵により膨らんでいくパン生地を見ていて私の好奇心もどんどん膨らんでいったのです。

柔らかい生地の質感と焼きたてのパンの香りに包まれる幸せが、私をこれまで知らなかった新しい世界に連れて行ってくれました。

パン作りの楽しさを知った私は、パン屋さんが開く教室、天然酵母専門の教室、ドライイーストを使い短時間でつくる教室など様々なパン教室に通いました。

その中でも、自家製酵母は私のパン人生を大きく変えたのです。パンを膨らませる元となる発酵種(はっこうだね)を自分で作り、パン生地に混ぜ込んで焼き上げていく。それにより、個性豊かなパンの風味と食感が生まれ、パンの世界が一気に広がりました。私は、ますます手作りパンの虜になってしまったのです。

でも、初めはなかなか思うようにパンが焼けず、失敗を何度も繰り返しました。次こそはと、何度も同じパンを作り、その度に家族に食べてもらって消費をしていました。嬉しそうに食べる姿を見たいのに、それが叶わない時はとても落ち込みました。

特に、シンプルなパンは非常に難しいです。

材料や工程が少ない分、段取りが悪いと生地に悪影響が出やすく、味や食感がとても悪くなります。

それから、生地を発酵させて膨らませるときに、失敗することが多いです。発酵させすぎると焼いた時にしぼんでしまうし、発酵が足りないと膨らみの足りないぎっしり重いパンになります。

失敗すると、手間をかけた分ショックも大きく、挫折することも多々ありました。

それでも未だにパンを作り続けている理由は、手間をかけた分だけ成果を感じるからです。

パン作りは捏ね、発酵、成形、焼成と多くの段階を経て出来上がります。一見、手間のかかるイメージはありますが、庭の手入れや植物を育てることと似ており、計画的なお世話から環境への気配りなど成長をサポートする工程は、パン作りと共通するものがあります。

自分の手で生み出す喜びと出来上がった時の満足感が病みつきになりパン作りがやめられなくなってしまいました。

○天然酵母との出会い

パン作りを初めて最初の頃は、インスタントドライイーストでパンを作っていましたが、パン屋さんに行くと天然酵母とか自家製酵母という言葉を目にする機会が増え、漠然と体に良さそうとか何だか美味しそうという単純な思いから興味が湧き、一からパンと酵母について学び直しました。その際、特に感動したのは、天然酵母は身近な食材から簡単に作れるということです。

天然酵母(パンを膨らませる元)は、フルーツやお米、野草など自然界のあらゆるところに住み着いている酵母菌を自然培養したものです。

代表的なものには、ドライフルーツの中でも発酵力の強いレーズン種、小麦粉からおこすルヴァン(フランス)、ライ麦からおこすサワー種(ドイツ)、米と麹でおこす酒種(日本)などがあります。

いつも何気なく食べているものからパンができるのですから、自然界って不思議がいっぱいだと驚きました。

○麹のお話

麹菌は日本の「国菌」であり、日本伝統の発酵食品に多く用いられています。

麹菌の働きにより作られている「米麹」は、とても有名です。

麹菌は、素材の甘みや旨みを引き立て、柔らかくしてくれる働きがある上に、腸内環境を整え、健康にも良いとされています。美肌にも効果があるそうです。このように人間にとってとてもありがたい菌なのです。

味噌汁やお酒、漬物などの発酵食品が大好きな私にとって、麹菌のない生活なんて考えられません。

そして、この素晴らしい日本伝統の麹菌が、パンの世界と繋がりを持っていることに益々興味を抱いたのです。

パンを勉強する中で、酒種酵母と言って、炊いたお米と麹と水で酵母を起こしパンを作る製法を学びました。ここでも麹菌が大活躍しています。

また、フランス由来の小麦粉と水を合わせて作った発酵種(ルヴァン)について学んだ際に出会った、ルヴァンと麹を掛け合わせた酵母には、衝撃を受けました。パンの旨みと甘みが引き立っていて風味豊かで、もっちりとした食感に仕上がり、感動するほどの新食感だったのです。まるでパンの皮の部分は焼きたてのお餅のような味わいでザクっと香ばしく、中はもちもちで噛めば噛むほど小麦の旨みを感じました。

そこで私は、ヨーロッパの文化(ルヴァン)と日本の伝統(麹菌)を掛け合わせた『麹酵母』の美味しさとパン作りの素晴らしさをたくさんの方に伝えたいと思ったのです。

○教室を始めたきっかけ

もともとパン好きが高じて、趣味で焼いていたパン。

料理は得意じゃないけど、なぜかパンは人に自慢できるくらい上手に作れました。

パンを作った後は、家族で品評会。美味しい美味しいと言って食べてくれる家族を見て「やった!私にも得意料理ができた!」なんて喜んだものでした。

また、子育てをしているうちにいつの間にか、育児と仕事で必死になり、自分にとってのご褒美時間、リフレッシュする時間を忘れるようになっていたのです。そんな無趣味になっていた私を夢中にさせてくれて、癒しと生き甲斐と自信をくれたのもパン作りでした。

それに、友人からも「パンって手作りできるんだ」「すごい!やってみたい」と言われたので、友人家族を自宅に招待して簡単なピザを一緒に作ったことがありました。友人がパクパクと口いっぱいに頬張っている我が子を見て、「いつも小食で困っていたから本当に嬉しい!」と喜んでいました。子供がご飯を食べてくれないというのは、親とっては深刻な悩みにつながります。

この時、初めてパン作りを人に教えて、それが友人の悩みを解決し笑顔が生まれ、パン作りの楽しさを知ってもらえたことにとてもやりがいを感じた瞬間でした。

『パン』って、人を魅了しワクワクさせます。人の人生までも豊かにします。さらに手作りのパンは、焼きたての贅沢な味わい、香りを楽しむということ以外にも、人と人との繋がりをもたらし、家族や友人とのコミュニケーションを深めます。このように、良いエネルギーがたくさんの人に届くといいなという想いからパン教室の立ち上げを決意しました。

○終わりに

パン作り経験者の方も、初心者の方も初めての教室は何かと勇気がいると思います。

気持ちの良い空間作りを意識し会話を楽しみ、親しみやすい教室を目指して精進してまいります。

背は小さいけど夢は大きい。そんな講師が心温まる教室で皆様をお待ちしています。