甘酒ベーグルに挑戦!1月の季節パンで感じた発見と次への課題

こんにちは!こだわり酵母パン教室フリーゼのひとちゃんです。

私の教室では、季節ごとに旬のものやイベントに因んだパンを作る「季節のパンコース」というものがあるのですが、1月の季節パン、何を作ろう…と悩んでいました。

金柑、お餅、あんこ、きなこ、みかん…。いろいろ思い浮かぶけれど、どれもピンとこない。

そんな時、ふと思いついたのが「甘酒」でした。

お正月に飲む機会もあるし、神社やお寺で振る舞ってくれることもありますよね。しかも、麹の酵素たっぷりで旨味も出るし、ほんのり甘くてパンにはもってこいの材料。

今回は、スーパーで手に入りやすい森永の甘酒を使って、ベーグルを作ってみました

結果はというと…夫には「感動はないね」と言われてしまったのですが^^; それでも、たくさんの発見と次への課題が見えてきたんです。

今日は、甘酒ベーグル作りで感じたことを、正直にシェアしていきますね。

甘酒ベーグル
Screenshot

私がこの記事を書く理由〜麹酵母を使うパン教室だからこそ〜

麹を使った酵母パン教室を主宰しています

私は、麹×ルヴァンを使った酵母でパンを作る教室を開いています。

麹って、日本の伝統的な発酵食品の素ですよね。味噌、醤油、日本酒、甘酒…。どれも麹の力で作られています。この麹の魅力を、パン作りを通じて伝えたい。それが私の想いです。

麹種(こうじだね)で作るパンは、優しい風味と旨み、自然な甘みが特徴。市販のイースト菌だけで作ったパンとは違った、奥深い味わいを与えてくれるんです。

そして、教室では月替わりでメニューを考えているのですが、ここで大切にしているのが季節感

その季節ならではの素材を使うことで、「今この時期だから味わえる」という特別感が生まれます。生徒さんにも「なぜこの素材を選んだのか」「どんな想いがあるのか」を伝えることで、パン作りがもっと楽しくなると信じています。

なぜ甘酒ベーグルを作ろうと思ったのか

1月のパンを考えた時、「お正月らしさ」と「麹酵母との相性」、この2つを満たす素材を探していました。

甘酒は、お正月に飲む機会も多いし、初詣で神社やお寺に行くと振る舞ってくれるところもありますよね。日本の冬の風物詩とも言える飲み物です。

それに、甘酒は麹と米で作られているので、麹酵母を使う私のパン教室にはぴったり!麹同士の相性は間違いないはず、という期待もありました。

森永の甘酒

1月の季節パン、何を作る?悩んだ素材選び

候補に挙がった1月の旬素材

実は、甘酒に決めるまでにはけっこう悩んだんです^^;

最初に思い浮かんだのは、こんな素材たち。

  • 金柑:ビタミンCたっぷりで冬の風邪予防にも良い
  • お餅:お正月の定番
  • あんこ:和の甘み
  • きなこ:香ばしくて優しい味
  • みかん:冬のフルーツ

どれも魅力的なんです。でも、「ベーグルに合うかな?」「1月らしさが伝わるかな?」と考えると、なんだか決め手に欠けるというか…。

金柑もいいなと思ったんですが、なんだかな〜って感じで^^;

「甘酒」に決めた3つの理由

悩みに悩んで、最終的に甘酒に決めたのには、3つの理由があります。

1. お正月らしさと身近さ
甘酒は、お正月に飲む機会が多い飲み物。神社やお寺で振る舞ってくれることもあるし、「1月らしさ」を感じられる素材だと思ったんです。

2. 麹の酵素による旨味と自然な甘み
甘酒は麹の酵素がたっぷり含まれているので、生地に旨味を与えてくれるはず。しかも、ほんのり甘いから砂糖を減らせるかもしれない。これは大きなメリットです。

3. 麹酵母パンとの相性の良さ
私の教室で作るパンは麹を使った酵母を入れるので、甘酒との相性はバッチリ!麹同士だから、きっと良い仕上がりになるはず、という期待がありました。


市販の甘酒でベーグル作り〜森永の甘酒を使ってみた〜

使ったのは加糖タイプの森永甘酒

今回使ったのは、スーパーで手に入りやすい「森永の甘酒」です。

原材料を見ると、砂糖が含まれている加糖タイプ。少し飲んでみると、「甘ったるい^^;

久々に飲んだんだけど、「こんなに甘かったっけ〜?」と、やっぱり私にはちょっと苦手な味でした。

でも、この甘さがパン作りにはちょうど良いかもしれない、と思ったんです。

森永の甘酒(成分表)

甘酒の甘さを活かした配合の工夫

甘味が強いので、パンの材料に砂糖は入れませんでした。甘酒の甘さで十分だと判断したんです。

そして、仕込み水は甘酒と水をブレンドして使いました。

全部甘酒にしてしまうと甘すぎるかもしれないし、麹の風味が強く出すぎるかもしれない。だから、バランスを見ながら水と混ぜることにしました。

この配合が、後々の「もっちり感」に繋がったのかもしれません。


甘酒ベーグルの焼き上がりと実食レポート

焼き上がりの香りに感じた違い

ベーグルはとっても綺麗に焼けました!

いつもなら水や牛乳で仕込んでいたベーグルも、甘酒ベーグルは焼き上がった時の香りが優しい甘い香り。(私にはそう感じた^^;)

ほんの〜り甘酒の甘い香りに感じました。これは、水や牛乳では出せない香りです。

もっちり食感と優しい味わい

そして、いざ実食!

まず、生地感はとってももっちり!ちょっともっちりすぎたかも^^; これぞベーグルって感じのもっちり具合でした。

お味の方はというと、「ん!?まろやかな甘みと甘酒の味がほんの〜り感じるような、でも全然主張していないような優しいお味。」

私的には、違いをはっきり感じたのですが…。


夫の反応「感動はないね」から学んだこと

作り手と食べ手の感じ方の違い

夫的には「まあ、感動はないね。ベーグルだなって感じ。

私「え!?味わいが違うじゃん!?私にしか感じない?」

作った本人しか違いがわからない。これって料理もあるあるですよね

いつもより凝って作った料理も、「普通かな」とか言われたら「ガガーン!」って^^;

作り手は、素材選びから配合、焼き上がりまでの全プロセスを知っているから、細かい違いに敏感になっています。でも、食べる人はそこまで意識していないから、「普通においしい」で終わってしまうことも多いんですよね。

これは、料理やパン作りをする人なら誰もが経験する「あるある」だと思います。

次回への改善ポイント

感動がないって言われたから、今度は感動させてやるって、ムキになってしまっています(笑)

次回への改善ポイントは、こんな感じ。

1. 純粋な甘麹(砂糖不使用)を使う
今回使った森永の甘酒は加糖タイプでした。次は、麹と水だけで作られた甘麹を使ってみたいと思います。麹本来の風味がもっと出るはずです。

2. 甘酒の良さが出る配合に見直し
今回は控えめな配合にしましたが、もう少し甘酒の割合を増やしてみるのもありかもしれません。

3. もっちり感のコントロール
今回のベーグルは、ちょっともっちりすぎた感がありました^^; 水分量や発酵時間を調整して、ちょうど良い食感を目指します。


甘酒ベーグル作りで得た気づきと次への挑戦

甘酒パン作りの可能性

今回の甘酒ベーグル作りを通して、甘酒がパン作りに使える素材だということが確信できました

麹の酵素が生地に与える影響は大きく、自然な甘みと旨味を活かせるのが甘酒の魅力です。

しかも、季節感を演出できるという点でも、1月のパンにぴったり。お正月らしさを感じられる素材として、これからも活用していきたいと思います。

次回の甘酒ベーグルへの展望

次回は、甘麹を使った再挑戦をします!

配合バランスを見直して、もっと甘酒の良さが伝わるベーグルを作りたい。そして、夫に「これは違う!」と言わせたいです(笑)

それに、パン教室のメニューとしての可能性も感じています。生徒様に「1月らしい素材」として甘酒を紹介し、一緒に作れたら楽しいだろうなと思います。

生徒様(丸め)

まとめ

甘酒ベーグルの第一印象は、「優しい甘みともっちり食感」でした。

夫には「感動はない」と言われてしまいましたが^^; これは失敗ではなく、次への課題として捉えています。

パン作りって、一度作って終わりじゃなくて、何度も試して改良していくのが楽しいんですよね。季節のパン作りの奥深さを、改めて感じました。

作った本人しか違いがわからない、ありますよね?

でも、その「違い」を追求していくことが、パン作りの醍醐味だと思います。

次回の甘酒ベーグルには、もっと自信を持って「これは違う!」と言えるものを作りたいと思います。

あなたも、ぜひ甘酒を使ったパン作りに挑戦してみてくださいね!


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