手作りベーグルにあんこやバターを入れて焼いたら、オーブンを開けてびっくり!具材が飛び出してベーグルが大変なことに…そんな経験、ありませんか?
実は私も以前、あんことバターを入れたベーグルを焼いたときに、見事に具が飛び出してしまいました。せっかく時間をかけて作ったのに、見た目も残念だし、オーブンも汚れてしまって本当にがっかりしたんです。
でも、何度も試作を重ねるうちに、成形のちょっとしたコツで具が飛び出さなくなることを発見しました。今回は、その方法を詳しくご紹介します。同じ悩みを持っている方の参考になれば嬉しいです。


私がこの記事を書く理由-あんこベーグルの失敗から学んだこと
以前、ベーグルの中に入れたあんことバターが、焼き上がった時に飛び出していたという投稿をしました。正直、かなりショックでした。
それから「どうして飛び出してしまったんだろう?」と考えて、何度も何度も試作を繰り返しました。生地の量を変えてみたり、具の量を調整したり、成形の仕方を変えてみたり。
そしてついに、成形を工夫することで、具が飛び出さずに上手く焼ける方法を見つけたんです!
この経験を同じように悩んでいる方に共有したくて、今回この記事を書くことにしました。失敗は成功のもと、という言葉がありますが、まさにその通りでしたね。

ベーグルの具が飛び出す原因とは
まず、どうして具が飛び出してしまうのか、原因を知っておくことが大切です。私の経験から、主な原因は次の4つだと考えています。
成形時の閉じ目が甘い
これが一番多い原因です。生地をドーナツ状に丸めるとき、最後に生地同士をくっつけますよね。この閉じ目がしっかり閉じていないと、ケトリング(茹でる工程)の時点で剥がれてしまうんです。
具材を詰めすぎている
「たっぷり入れたい!」という気持ちはよくわかります。でも、具を入れすぎると生地が破れたり、閉じ目がしっかり閉じられなくなります。欲張りは禁物です。
生地の向きが間違っている
実はこれ、私が最後に気づいたポイントです。ドーナツ状に成形するとき、生地の厚い部分と薄い部分、どちらを外側にするかで結果が変わってきます。
あんこなど水分を含む具材の特性
あんこは私的には特に飛び出しやすい具材だと感じています。理由は、水分を含んでいるので、焼成中に生地の中で沸騰するイメージなんです。だから圧力が上がって、生地から出てきやすいんですね。バターも一緒に入れているとさらに大変です。

具が飛び出さないベーグル成形のコツ【基本編】
それでは、具体的な成形のコツをご紹介していきます。今回は、発酵はうまくいったと仮定して、成形を工夫することで失敗をなくす方法に焦点を当てますね。
具材を包み込むまでの手順
まず、具を包み込むまでは一般的なベーグルの成形と一緒です。
- 生地を横長に伸ばします
- 生地の上半分にあんことバターを置きます
- しっかり生地で包み込んでいきます
ここまではいつも通り。特に難しいことはありません。

ドーナツ状に成形する際の重要ポイント
そしてここからがポイント!
生地をドーナツ状に輪にする時、生地の厚くなっている方を外側に来るようにします。
なぜこうするのか? 理由はシンプルです。具材が入っている部分は当然生地が厚くなっていますよね。この厚い部分を外側にすることで、焼成中に具材が膨張したり圧力がかかったりしても、外側の厚い生地がしっかり受け止めてくれるんです。
逆に、薄い部分を外側にしてしまうと、圧力に負けて生地が破れやすくなります。
このちょっとした違いで、具材の破裂を少しでも軽減することができます。

閉じ目をしっかり閉じるテクニック
成形で一番気をつけたいのが、この閉じ目をしっかり閉じることです。
先ほども触れましたが、閉じ目が甘いとケトリング(茹でる)したときにすでに形が崩れたり、繋ぎ目が剥がれたり、具が飛び出してきたりします。
私が試作していた時、ケトリングで形が崩れたベーグルちゃんたちがたくさんいました。可哀想でしたが、いい勉強になりました。
閉じ目をしっかり閉じるコツは:
- 指でギュッと押さえて、生地同士を密着させる
- ほんの少し水をつけて接着力を高める方法もあります
- 閉じた後、軽く転がして馴染ませる
「これくらいでいいかな?」ではなく、「しっかり閉じた!」と思えるまで丁寧に作業することが大切です。

ベーグル成形で失敗しないための注意点
成形のコツがわかったところで、さらに失敗を防ぐための注意点をお伝えします。
具材は詰めすぎない
ついつい「もっと入れたい!」と思ってしまいますが、具材を詰めすぎるのは失敗のもとです。
具を入れすぎると:
- 生地から破れてはみ出してくる
- 閉じ目がしっかり閉じれなくなる
- 焼成中の膨張に生地が耐えられない
適切な具材の量は、生地の大きさにもよりますが、私の場合は生地(100g)1個に対してあんこ25g以下、バター5〜7g程度を目安にしています。最初は少なめから始めて、うまくいくようになったら少しずつ増やしていくのがおすすめです。
ケトリング(茹でる)時に起こる失敗例
実際に私が色々試作していた時に、ケトリングで形が崩れたベーグルちゃんたちの様子をご紹介しますね。
- 形が崩れる: 閉じ目が開いて、ドーナツ型が保てなくなる
- 繋ぎ目が剥がれる: お湯の中でパカッと開いてしまう
- 具が飛び出す: あんこがニュルッと出てきてお湯が汚れる
こういった失敗は、ほとんどが成形の段階での閉じ目の甘さが原因です。ケトリングは20〜30秒程度しか茹でませんが、その短い時間でもダメな部分はしっかり出てきてしまいます。

あんこやバターが特に飛び出しやすい理由
私の経験上、あんこは本当に飛び出しやすい具材です。しかもバターも一緒に入れているので、さらに難易度が上がります。
あんこが飛び出しやすい理由は、水分を含んでいるからです。
焼成中、生地の中であんこが温められると、水分が蒸発しようとします。すると生地の中で蒸気が発生して、圧力がどんどん上がっていくんです。この圧力に生地が耐えられなくなると、弱い部分から「ボンッ!」と飛び出してしまうわけです。
バターも溶けて液体になるので、同じように圧力をかける原因になります。
だからこそ、生地の厚い方を外側にする成形方法が効果的なんですね。厚い生地が圧力の壁になってくれます。
成形のコツを押さえれば具入りベーグルは失敗しない
ここまで、ベーグルの具が飛び出さない成形のコツをご紹介してきました。
改めてポイントをまとめると:
- 生地の厚い方を外側にしてドーナツ状に成形する
- 閉じ目をしっかり閉じる
- 具材は詰めすぎない
この3つを守れば、あんこやバターなどの飛び出しやすい具材でも、きれいに焼き上げることができます。
もちろん、今回は発酵がうまくいった前提でのお話です。発酵不足や過発酵だと、また別の問題が出てきます。でも、成形のテクニックをしっかり身につけておけば、失敗の確率をぐっと減らすことができるのは間違いありません。
私も最初は何度も失敗しました。でも、その失敗があったからこそ、このコツを見つけることができたんです。

ちょっとあんこが「こんにちは」しているのはご愛嬌^^
もしあなたも具入りベーグルで失敗したことがあるなら、ぜひ今回ご紹介した方法を試してみてください。きっと、今までとは違う結果になるはずです。
失敗を恐れず、何度でもチャレンジしてくださいね。手作りベーグルの楽しさは、そういった試行錯誤の中にもあると私は思っています。
あなたのベーグル作りが成功することを願っています!
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