
パン作りで「私、向いてないかも…」と思ったことありませんか?
「また失敗しちゃった…」 「何度作ってもうまく膨らまない…」 「もしかして、私ってパン作りに向いてないのかな?」
こんな風に悩んでいませんか?
こんにちは。パン教室フリーゼのひとちゃんです。
実は、パン作りで失敗するのは「向いてない」からではありません。ほとんどの場合、パン作りの原理原則を知らないだけなんです。
パン生地がどうやって膨らむのか、どんなことをしてはいけないのか。その理由さえ分かれば、失敗はぐっと減ります。
でも…正直にお伝えすると、性格的にパン作りが合わない人も確かにいます。
技術の問題じゃなくて、パン作りという作業の性質と、その人の性格がどうしても合わないケースです。
今日は、パン教室の講師として考える、「パン作りに向いてない人」の特徴を3つ、本音でお話しします。

なぜこの記事を書こうと思ったのか
「向いてない」なんて言葉、本当は使いたくありません。
教室の講師として、どんな生徒様にも「あなたにもできますよ」と励ましたい。それが私の本音です。
教室を運営していると、生徒様の失敗談などよく耳にします。
「硬いパンになっちゃった。」
「あまり美味しく作れなかった」
「私には向いてないのかもと諦めたこともあった」
こういう話って、実はたくさん聞くんです。
でもみなさん、教室では上手に作られているし、お家でも家族から「美味しい!」と言われた。と嬉しい報告もいただくんです。
だから、「向いていない」という言葉を、失敗が続いたから使っているんだなと感じたんです。
では、本当に「向いていない人」はどんな人なんだろうと、私なりに考えてみたんです。
パン作りで失敗ばかり=向いてないは間違い
まず、大前提として知っておいてほしいことがあります。
「パン作りで失敗する=向いてない」ではありません。
多くの人は、パンが膨らむメカニズムや、やってはいけないことの理由を知らないだけです。
例えば:
- こね不足 → グルテンが形成されず、ふわふわにならない
- 過発酵 → 生地が酸っぱくなり、焼いても膨らまない
- 温度管理ミス → イーストが活動できず、発酵が進まない
これらは全て、原理を理解すれば防げる失敗です。
パン作りは科学です。イースト(酵母)が糖を食べて炭酸ガスを出し、それが生地を膨らませる。この仕組みさえ理解すれば、失敗はぐっと減ります。
だから、失敗が続いているからといって、すぐに「向いてない」と思わないでください。
まずは原理原則を学ぶことから始めましょう。

パン作りに向いてない人の特徴①:待つことに強いストレスを感じる人
では、ここから本題です。
パン作りに向いてない人の1つ目の特徴は、「待つことに強いストレスを感じる人」です。
パン作りは「待ち時間」が圧倒的に長い
パン作りって、実はこんな構造になっています:
- 計量〜こね(ホームベーカリー使用):20分
- 一次発酵:1時間〜
- ベンチタイム:10〜15分
- 成形:10〜20分
- 二次発酵:30分〜1時間
- 焼成:10分〜
- 冷ます時間:30分以上
計算すると、作業時間は30分程度なのに、待ち時間は2〜3時間。
作業時間より待ち時間の方がはるかに長い。これがパン作りの本質です。
「早く焼きたい!」が失敗を招く
せっかちな性格の人は、この待ち時間が我慢できません。
「もういいんじゃない?」 「まだ膨らんでないけど、そろそろ焼いちゃおう」
こうして焦って次の工程に進むと、必ず失敗します。
- 発酵不足で焼く → 固くて小さいパンになる
- 待てずに何度も触る → 生地が傷んでしまう
- タイマーを見るたびにイライラ → パン作りが苦痛になる
パン作りは、生地に任せて待つことが仕事です。
この「待つ」という行為にストレスを感じる人は、残念ながらパン作りには向いていません。

パン作りに向いてない人の特徴②:触ることに抵抗がある人
2つ目の特徴は、「触ることに抵抗がある人」です。
パン生地はベタベタする
パン生地って、想像以上にベタベタします。
- 水分が多い生地は手にくっつく
- こねているうちに手が生地まみれになる
- 発酵すると生地から酸っぱい匂いがする
- 温度によって触感がどんどん変わる
パン作りは「手で触って確かめる」作業の連続です。
パン作りに向いてない人の特徴③:コントロール欲求が強い人
3つ目の特徴は、「コントロール欲求が強い人」です。
これが実は、一番厄介なパターンです。
パンは「思い通りにならない」が大前提
パン作りには、こんな特徴があります:
- 気温や湿度で発酵時間が毎回変わる
- 同じレシピでも、毎回同じ結果にはならない
- 生地の状態は「見て、触って」判断する
- マニュアル通りにいかないのが当たり前
パンは生き物です。思い通りにコントロールできません。
完璧主義が「負のスパイラル」を生む
コントロール欲求が強い人、完璧主義の人は、こんな負のスパイラルに陥ります:
- レシピ通りに作ったのに、思い通りにならない
- 「なぜ?」とイライラする
- 焦って何度も触ってしまう
- 余計に生地が傷む
- さらに失敗する
- 自己嫌悪に陥る
「思い通りにしたい」という気持ちが強ければ強いほど、パン作りは苦痛になります。
パン作りには、ある程度の「諦め」と「受け入れ」が必要です。
「なんで失敗しちゃったの!?もうやだ!」 「ちゃんと作らなきゃ!」
こういう柔軟性がない人は、パン作りでストレスを溜めてしまいます。
それでもパン作りを続けたい人へ【対処法】
「じゃ、私には無理かも…でも、パン作り諦めたくない!」
そんな方のために、少しでもパン作りを楽しんでもらえるよう、対処法もお伝えします。
①待ち時間が気になる人へ
- ホームベーカリーを活用する → 材料を入れてボタンを押すだけ
- 時短レシピを選ぶ → 発酵時間が短いレシピもあります
- 待ち時間を他の作業に充てる → 掃除や読書の時間にする
「待つ」ではなく「その間に別のことをする」と考えれば、ストレスが減ると思います。
②触ることに抵抗がある人へ
- 捏ね機を使う → 手でこねなくてもOK
- フードプロセッサーで生地作り → 直接触る時間を減らせます
- こねないパンレシピ → 混ぜるだけのレシピもあります
完全に触らずに作ることは難しいですが、触る時間を最小限にする工夫はできます。
③コントロール欲が強い人へ
- 「失敗も経験」と割り切る → 完璧を求めすぎない
- 記録をつけて傾向を掴む → データ化すれば納得しやすい
- 温度計・タイマーで数値化 → 感覚ではなく数字で管理する
「思い通りにならないのがパン作り」と最初から理解しておくことが大切です。
工夫次第で、向いてない特徴があっても楽しめます!

まとめ:パン作りに向いてない人の特徴
改めて、パン作りに向いてない人の特徴をまとめます:
- 待つことに強いストレスを感じる人 → パンは待ち時間が圧倒的に長い
- 触ることに抵抗がある人 → 生地はベタベタ、匂いもある
- コントロール欲求が強い人 → パンは思い通りにならない
これらは技術の問題ではなく、性格とパン作りの性質のミスマッチです。
無理に続ける必要はありません。
パン作りが合わなくても、パンを楽しむ方法は他にもあります:
- 美味しいパン屋さんを巡る
- パンの食べ比べをする
- 市販のパンをアレンジする
自分に合った楽しみ方を見つけることも、大切な選択です。
でも、もし「それでも作りたい!」と思うなら、今日お伝えした対処法を試してみてください。
まずは自分のタイプを知ることも必要です。
パン作りは万人向けではありません。でも、原理原則を知れば失敗は減らせます。
あなたが自分に合ったパンとの付き合い方を見つけられることを願っています。

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