季節のパン作りが恒例行事に!一年を彩る手作りパンの魅力

パネトーネ
シュトーレン

12月になると、街中がクリスマスムードに包まれますよね。そんな時期、私のパン教室でもクリスマスのパンレッスンが始まります。シュトーレンやパネトーネといった特別なパンを作る時間は、生徒様にとっても私にとっても、とっても楽しみな季節の恒例行事なんです。

でも、パン作りって実は趣味だけじゃないんですよ。家族の笑顔を作る特別な時間になるんです。今日は、季節のパン作りがどうして恒例行事になるのか、そして一年を通してどんなパンを楽しめるのかをお話ししますね。

パン作りはただの趣味を超える「特別な時間」

パン作りって、最初は「美味しいパンが食べたい」とか「趣味として楽しみたい」という気持ちで始める方が多いんです。でも、続けていくうちに、それ以上の価値に気づくことがあります。

先日、私の教室でパネトーネのレッスンを受けてくださった生徒様から、とっても嬉しいお話を聞きました。

その生徒様がお家でパネトーネを作っていたら、食いしん坊の高校生の息子さんが、焼き上がりを待ちきれなくて、ずっと隣で見守っていたそうなんです。可愛いですよね♡

そして焼き上がったパネトーネを一切れ、また一切れとペロリと食べちゃって、「美味しい!」って大喜びしてくれたんですって。

パネトーネ(4:3)

生徒様が私におっしゃったのは、「一年に一度の恒例行事ができました!」という言葉でした。

その言葉を聞いた時、私はハッとしたんです。パンって、毎日の食事のために作るものだと思っていたけれど、家族の特別な思い出を作る、恒例行事にもなるんだって。

息子さんにとって、お母さんが作るパネトーネは、ただ美味しいだけじゃない。「今年もこの季節がきた」って感じる、特別な味になったんですね。

四季を感じる季節のパン作りカレンダー

日本には美しい四季がありますよね。その季節ごとに「この時期にはこのパンが食べたい!」って思うこと、ありませんか?

季節のパン作りは、日本ならではの楽しみ方だと私は思っています。一年を通して、どんなパンがあるのか見ていきましょう。

春のパン作り|桜あんぱんで新しい季節を祝う

春といえば、桜!淡いピンク色の桜あんぱんは、まさに春を感じさせてくれるパンです。

桜の塩漬けを使ったり、桜あんを包んだり。ふんわり優しい風味と、ほんのり塩気のバランスが絶妙なんです。

お花見のお供にもぴったりですし、入学や新生活のお祝いにプレゼントしても喜ばれます。春のパン作りは、新しい季節の始まりをお祝いする気持ちを込められるんですよね。

夏のパン作り|カレーパンと塩パンで食欲増進

暑い夏は、スパイシーなカレーパンや、シンプルな塩パンが人気です。

カレーパンは、カリッと揚げた衣の中に、スパイスの効いたカレーがたっぷり。食欲が落ちがちな夏でも、これなら元気が出ます!

塩パンは、バターと塩のシンプルな味わいが魅力。外はパリッと、中はしっとりで、塩気の効いた塩パンは暑さで疲れた体に元気を与えてくれますよ。

夏のパン作りは、家族の元気を支えるエネルギーになってくれるんです。

塩バターパン

秋のパン作り|芋・栗・かぼちゃで収穫を楽しむ

秋は実りの季節。さつまいも、栗、かぼちゃなど、美味しい食材がたくさん出回る時期ですよね。

これらを使ったパンは、自然な甘みとホクホクした食感が楽しめて、心もお腹も満たされます。

特に10月のハロウィンシーズンには、かぼちゃを使ったパンが大活躍!オレンジ色の生地に、チョコチップで顔を作れば、可愛いジャック・オー・ランタンパンの完成です。

お子さんと一緒に作るのも楽しいですし、ハロウィンパーティーに持っていけば、みんなに喜ばれますよ。

秋の食材

冬のパン作り|クリスマスはシュトーレンとパネトーネで

冬、特に12月のクリスマスシーズンには、特別なパンが主役になります。

ドイツのシュトーレン、イタリアのパネトーネ。どちらもドライフルーツやナッツがたっぷり入った、超リッチなクリスマスパンです。

シュトーレンの魅力

シュトーレンは、粉砂糖をたっぷりかけた、雪のような見た目が特徴。少しずつスライスして、毎日少しずつ味わう楽しみがあります。日持ちもするので、クリスマスまでの期間、毎日の楽しみになるんです。

パネトーネの魅力

パネトーネは、とってもしっとりふんわりしていて、柑橘系の爽やかな風味が特徴です。バターと卵をたっぷり使った生地に、オレンジピールやレーズンが入っていて、一口食べるとペロリと食べられちゃうんです。

高さのある円筒形で、見た目も華やか。ラッピングすると超可愛くて、プレゼントにもぴったりなんですよ。

私の生徒様の息子さんが待ち遠しくて監視していたのも、このパネトーネ。それだけ魅力的なパンなんです♡

ラッピングしたパネトーネ

季節のパン作りをプレゼントにする方法

季節のパン作りのもう一つの楽しみ方が、大切な人へのプレゼントにすることです。

手作りのパンって、市販品にはない温かみがありますよね。「あなたのために作りました」という気持ちが伝わるから、もらった人も嬉しいんです。

ラッピングのポイント

  • 透明な袋に入れて、季節のリボンで結ぶ
  • クリスマスなら赤や緑のリボン、春なら桜色のリボン
  • メッセージカードを添えると、さらに特別感アップ
  • 焼き菓子用の箱に入れると、より高級感が出ます

特にパネトーレやシュトーレンのような日持ちするパンは、プレゼントに最適。相手の都合に合わせて食べてもらえるのも嬉しいポイントです。

私がこの記事を書ける理由

ここまで季節のパン作りについてお話ししてきましたが、なぜ私がこんなにも自信を持ってお伝えできるのか、少しお話しさせてください。

私はパン教室の講師として、これまで数え切れないほどの生徒様と一緒にパンを作ってきました。

季節ごとのパンレッスンを通じて、たくさんの笑顔と感動の瞬間を見てきたんです。

「初めて作ったシュトーレンが成功して、家族が大喜びしてくれました」
「毎年作るようになって、子どもたちが楽しみにしてくれています」
「手作りパンをプレゼントしたら、友人がすごく喜んでくれました」

こんな嬉しい声をたくさんいただいてきました。

デニッシュパンのトッピング

パン作りは技術だけじゃなくて、家族の絆を深めたり、大切な人との思い出を作ったりする素晴らしいツールなんです。

だからこそ、私は季節のパン作りをもっと多くの方に楽しんでいただきたいと思っています。

季節のパン作りで恒例行事を始めませんか?

パン作りは、ただの趣味じゃない。

家族の笑顔を作る時間であり、一年の節目を感じる特別な恒例行事になるんです。

春には桜あんぱん、夏にはカレーパンや塩パン、秋には芋や栗のパン、冬にはシュトーレンやパネトーネ。

四季折々のパン作りを通じて、季節の移り変わりを感じながら、家族との特別な時間を作ってみませんか?

最初は「難しそう」と思うかもしれません。でも大丈夫。一つずつ、季節ごとに挑戦していけば、いつの間にか「今年もこの季節が来たから、あのパンを作ろう」って思える日が来ますよ。

あなたも、季節のパン作りで新しい恒例行事を始めてみませんか?きっと、家族の心に残る素敵な思い出になるはずです。


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