こんにちは。パン教室を主宰しているひとちゃんです。
突然ですが、パン作りには心を落ち着かせる不思議な力があるって、ご存知でしたか?
先日、生徒様から聞いたお話が、私の中でずっと心に残っているんです。それは、親子喧嘩の最中に起きた、ちょっと信じられないような出来事でした。
今日は、その実体験から感じたパン作りのストレス解消効果について、パン教室講師としての視点も交えながらお話ししていきますね。

【実話】親子喧嘩の最中、パン作りが仲裁役に
その日、生徒様はお子さんと喧嘩をしていたそうです。
よくある親子喧嘩ですよね。お互いイライラして、言い合いになって…。
ところが、ちょうどそのタイミングで、朝から仕込んでいたパンの発酵が終わったんです。
「あ、パンの成形しなきゃ!」
生徒様は喧嘩の途中で、お子さんに「一回ストップ」と声をかけ、パン作りを始めたそうなんです。
最初は、もちろんイライラしたまま。怒りの気持ちを引きずりながら、パン生地を台に出して、成形作業を始めました。
でも、不思議なことが起こったんです。
パン生地を触っているうちに、だんだんと怒りが静まってきたというんです。
生地のふわふわとした感触、手のひらに伝わる温かさ。丸める動作に集中しているうちに、さっきまでのイライラがどこかへ消えていったそうです。
そして、作業を続けていると、お子さんが近寄ってきて、こう言ったそうです。
「さっきはごめんね」
パン作りが、親子の喧嘩を仲裁してくれた瞬間でした。
ママがキラキラし始めたから、お子さんもきっと、怒っていることがどうでも良くなったんでしょうね^^
この話を聞いたとき、私は「やっぱりパンにはすごい力があるんだ」と、改めて確信したんです。

なぜパン作りにストレス解消効果があるのか
生徒様の体験談を聞いて、私は「なぜパン作りにはこんな力があるんだろう?」と考えました。
パン教室を続けてきた中で、多くの生徒様から「パン作りをすると気持ちが落ち着く」という声を聞いてきました。
その理由を、私なりに分析してみたんです。
パン生地を触る行為がもたらす癒し
まず、パン生地を触るという行為そのものに、癒しの効果があると感じています。
パン生地って、柔らかくて、ほんのり温かくて、触っているだけで心地いいんですよね。
人間の手のひらには、たくさんの神経が通っています。だから、触覚からの情報は、私たちの心に大きな影響を与えるんです。
赤ちゃんが柔らかいぬいぐるみを抱いて安心するように、大人も柔らかいものに触れると、心が落ち着くようにできているんですね。
パン生地のあの独特な弾力と柔らかさが、触っているだけで心を穏やかにしてくれるんです。
作業への集中が「瞑想状態」を作り出す
もうひとつ大きな理由があります。
それは、パン作りに集中することで、瞑想のような状態になれるということです。
最近、「マインドフルネス」という言葉をよく耳にしますよね。今この瞬間に意識を向けて、雑念を手放す練習のことです。
実は、パン作りって、これと同じ効果があるんです。
生地をこねる、丸める、成形する。これらの作業に没頭していると、自然と「今、この瞬間」に集中できるんですね。
さっきの喧嘩のこと、明日の心配事、そういった雑念が、作業に集中しているうちに、どこかへ消えていくんです。
没頭できる時間を持つことは、現代人にとって本当に大切なことだと、私は思っています。

達成感と創造性が気分を前向きにする
そして、パン作りには「作り上げる喜び」があります。
何もないところから、自分の手で形を作っていく。そして、焼き上がったパンを見たときの達成感。
この「作り上げる」という行為そのものが、私たちの気分を前向きにしてくれるんです。
しかも、パン作りは五感をフルに使います。
生地の感触を手で確かめ、発酵の香りを鼻で感じ、焼き色を目で見て、焼きたての音を耳で聞き、そして味わう。
五感すべてを使う作業だからこそ、心が満たされるんですね。
パン教室講師として見てきた「パン作りの癒し効果」
私がこの記事を書ける理由
ここまで読んでくださって、「本当にそんな効果があるの?」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。
私がこのお話をする理由、それはパン教室講師として、たくさんの生徒様と接してきた経験があるからです。
これまで何百人もの生徒様にパン作りを教えてきました。
その中で、本当にたくさんの方から「パン作りで気持ちが落ち着いた」「リフレッシュできた」というお声をいただいてきたんです。
最初は緊張した表情で来られた方が、パン作りを始めると、だんだんと表情が柔らかくなっていく。
その変化を、私は何度も目の当たりにしてきました。
レッスンで実感する生徒様の変化
ある生徒様は、仕事のストレスで疲れきった表情で教室に来られました。
でも、レッスンが進むにつれて、だんだんと笑顔が増えていったんです。
レッスン後には「今日は本当に楽しかった。パン作りの時間が、心のリセットになりました」と言ってくださいました。
「パン作りの時間が、自分だけの癒しの時間になっている」
そう話してくださる生徒様は、本当に多いんです。
通い始めた頃と今では、表情が全然違う。明るく、生き生きとした笑顔になっていく様子を見ると、私も嬉しくなります。
パン作りには、人を癒す力が確かにあるんだと、講師として実感しています。

イライラした時こそパン作りがおすすめな理由
怒りやストレスを物理的に発散できる
冒頭の生徒様のように、イライラしているとき、怒っているとき。
そんなときこそ、パン作りは最高のストレス解消法になります。
なぜなら、パン生地をこねる動作そのものが、感情を発散する手段になるからです。
イライラしたエネルギーを、生地をこねる動作に変換できるんですね。
思いっきりこねても、パン生地は文句を言いません(笑)。むしろ、しっかりこねた方が美味しいパンになるんです。
感情を手の動きに変えられるって、とても健康的な方法だと思いませんか?
時間の区切りが気持ちの切り替えを促す
パン作りには、いくつかの工程があります。
こねて、発酵させて、成形して、また発酵させて、焼く。
この工程ごとの区切りが、自然と気持ちを切り替えてくれるんです。
特に、発酵時間は何もしない待ち時間。この時間が、自然なクールダウンタイムになるんですね。
冒頭の生徒様も、発酵時間というタイミングが、喧嘩を一旦ストップさせるきっかけになりました。
作業の段階ごとに、少しずつ気分が変わっていく。これも、パン作りの素晴らしいところです。

初心者でも簡単!ストレス解消におすすめのパン作り
「パン作りって難しそう…」
そう思っている方も多いかもしれませんね。
でも、大丈夫です。初心者でも簡単に作れるパンはたくさんあるんですよ。
まずは簡単なパンから始めてみよう
最初は、シンプルな丸パンやちぎりパンがおすすめです。
形も複雑じゃないし、失敗しにくい。それでいて、ちゃんと「作った!」という達成感が得られます。
大切なのは、完璧を目指さないことです。
少しいびつでも、焼き色にムラがあっても、自分で作ったパンは美味しいんです。
そして、作っている時間そのものが、あなたの心を癒してくれます。
パン作りを習慣化するコツ
週末の朝、少し早起きしてパンを焼く。
それを習慣にしている生徒様もたくさんいらっしゃいます。
焼きたてのパンの香りで目覚める朝って、最高ですよね。
家族と一緒に作るのも楽しいですよ。お子さんと一緒に生地をこねたり、形を作ったり。
一緒にパンを作る時間が、家族のコミュニケーションの時間にもなります。
冒頭の生徒様のように、パンが家族の絆を深めてくれることもあるんです。
まとめ:パン作りは心と体を癒す最高のセラピー
今日は、パン作りのストレス解消効果についてお話ししてきました。
生徒様の体験談から始まったこのお話、いかがでしたか?
手作りパンには、人を穏やかにする不思議な力があると、私は心から信じています。
パン生地を触る心地よさ、作業に集中する瞑想効果、そして作り上げる達成感。
これらすべてが、私たちの心を癒してくれるんです。
もしあなたが、今ストレスを感じていたり、イライラしていたり、気分転換したいと思っているなら。
ぜひ、パン作りを試してみてください。
難しく考える必要はありません。シンプルなパンから、気軽に始めてみてくださいね。



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