
こんにちは!パン教室を主宰しているひとちゃんです^^
突然ですが、ハード系のパンがお好きな方に、ぜひ知ってほしいパンがあるんです。それが「ロデヴ」というフランスパン。
「ロデヴ?聞いたことないなあ…」という方がほとんどだと思います。でも、このパンを知らないなんて、本当にもったいない!
加水率90%以上という驚異の高加水パンで、一度食べたら忘れられない、外はカリッと中はもっちもちの食感なんです。
生徒さんに試食を出すと「このバゲットめちゃくちゃモッチモチですね!」と驚かれるくらい。「これ、ロデヴっていうパンなんですよ〜」と会話が盛り上がること間違いなし^^
今日は、そんな特別な高加水パン「ロデヴ」の作り方や魅力を、私の体験談を交えながらたっぷりとお伝えしていきますね!
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高校卒業してから23年勤めた、航空自衛隊を41歳で退職。2024年に自宅教室「こだわり酵母パン教室フリーゼ」をオープン。
“自分時間を大切に”“職場でも家でもない場所に居場所を作る”そんな教室作りをしています。
ホームベーカリーで叶える“無理しない”パン生活で、ふんわり美味しいパンをいつでもそばに。
『簡単に、でも本格的に!』をモットーに、生活にワクワクをお届けします!
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ロデヴとは?高加水パンの特徴を知ろう
南フランス生まれの伝統的な高加水パン
ロデヴは、南フランスの小さな街「ロデヴ」で生まれた伝統的なパンなんです。現地では日常的に愛されているパンで、その独特の製法と食感で多くの人を魅了し続けています。
日本ではまだまだ知名度が低いですが、一度この美味しさを知ったら、普通のフランスパンでは物足りなくなってしまうかも…!
加水率90%超え!他のフランスパンとの違い

通常のバゲットの加水率が70%程度なのに対して、ロデヴの加水率は90%以上!この圧倒的な水分量が、あの独特のもちもち食感を生み出しているんです。
普通のフランスパンとの違いはこちら:
- 食感: バゲット(パリッとした軽い食感)→ ロデヴ(外カリッ、中もっちもち)
- 形状: バゲット(細長い形)→ ロデヴ(太くてねじれた形)
- クープ: バゲット(表面に切れ目)→ ロデヴ(ねじりで代用)
ドンクがブームを作った日本でのロデヴ人気
日本でロデヴが知られるようになったのは、老舗ベーカリー「ドンク」がブームの火付け役になったからなんです。今でもドンクの店舗で見かけることがありますね。
でも、家庭で作れるロデヴの美味しさを知ったら、もう買いに行かなくても大丈夫になっちゃいます^^
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高加水パン「ロデヴ」の魅力的な特徴

外はカリッと中はもちもち!独特の食感
この食感、本当に感動ものなんです!
外側は高温で一気に焼くことでパリッとした食感に。そして中は高加水ならではの、もちもちでしっとりとした食感が楽しめます。
生徒さんからは「今まで食べたフランスパンの中で一番好き!」という声をいただくほど。バゲットのパリパリ感とは全く違う、新しい食感体験ができますよ。
クープなし!ねじりで作る美しい形状


通常のフランスパンは表面にクープ(切れ目)を入れますが、ロデヴは水分量が多すぎてクープが入れられないんです。
その代わりに、両手で生地をねじることでクープの役割を果たします。このねじりが、ロデヴ独特の美しい形状を作り出しているんですね。
二次発酵なしの特殊な製法
これも他のパンとは大きく違うポイント!分割したら二次発酵は取らず、そのまま高温で焼いてしまうんです。
高加水で生地がとても柔らかいため、長時間置いておくと形が崩れてしまうから。スピード勝負の製法が、ロデヴの特徴でもあります。
高加水パン作りの最大の難しさとは
ベタベタ生地との格闘!扱いづらさの正体
正直に言います…ロデヴ作りで一番大変なのは、このべたつきです!
加水率90%以上の生地は、もう本当にべたべた。慣れないうちは手にくっついて、「どうしよう…」ってなること間違いなし^^;
でも大丈夫!コツを掴めば必ず上手に扱えるようになります。私も最初は格闘の連続でした。
成形は最低限!素早い作業が成功の鍵
高加水パンの成形のコツ:
- 触れる時間を最小限に
- 素早く作業する
- 生地に余計な力を加えない
折りたたんで、切って、捻って、焼く。これだけ!シンプルだからこそ、スピードと正確性が求められるんです。
大きめサイズ(300g以上)で美味しさ倍増

ロデヴは300g以上の大きめサイズで作る方が断然美味しいんです!
小さく分割してしまうと、あのもちもち食感があまり味わえなくなってしまうんですね。本場フランスのロデヴも、しっかりと大きく分割されています。
「大きいと食べきれないかも…」と心配になるかもしれませんが、日持ちも良いので安心してくださいね^^
【実践編】高加水パン「ロデヴ」の作り方

ホームベーカリーを使ったミキシングのコツ
段階的加水で失敗を防ぐ方法
いきなり全部の水分を入れてはダメ!これ、本当に重要なポイントです。
私の教室では、最初は水分量を少なめでこね、十分にグルテンを作っておきます。ホームベーカリーで基本的な生地作りをしてから、タッパーに移して続きは手でこねていくんです。
段階的加水の手順:
- ホームベーカリーで基本の生地作り(水分控えめ)
- タッパーに移し替え
- 手で少しずつ水分を加えながらこねる

手こねで水分を限界まで馴染ませる技術
ここからが本番!こねるというより、水分を馴染ませていく感じなんです。
両手で生地をもみもみしていると、次第に水分が生地に吸収されていくのが分かります。この瞬間がとても気持ちいいんです♪
最初は「本当に大丈夫?」と不安になりますが、根気よく続けていると必ず馴染んでくれます。

麹種で作る高加水パンの特別な魅力
もちもち食感がさらにアップ
私の教室では麹種を使ったパン作りをお教えしているんですが、麹種でロデヴを作ると、もちもち感がさらにアップするんです!
麹種を加えることでより深みのある味わいと食感が楽しめますよ。
自然な甘みと日持ちの良さ
麹種で作る高加水パンの特徴は:
- もちもち食感がより際立つ
- 自然な甘みが少し増える
- 日持ちが良くなる
特に日持ちの良さは嬉しいポイント。大きく作っても、最後まで美味しく食べられます。
高加水パンの成形・焼成テクニック

ねじり成形を素早く美しく仕上げる方法
ここが一番のハイライト!ねじり成形は、ロデヴ作りの醍醐味でもあります。
両手の使い方と生地の寄せ方
正しいねじり方:
- 両手で左右から生地を掴む
- 中央に生地を寄せるイメージで捻る
- 左右に引っ張らない(これ重要!)
左右に引っ張ってしまうと、焼き上がりの厚みが薄くなってしまうんです。あくまでも「寄せる」イメージで。
短く太く仕上げるコツ
理想的なロデヴの形:
- 短く
- 太く
- ねじりが美しく入っている
これができるようになると、オーブンから出てきた時の感動は格別です!
高温焼成で外側をカリッと仕上げる
250度以上での一気焼きが必須
とにかく高温で焼く!これがロデヴ成功の秘訣です。
焼成のポイント:
- オーブンを250度以上で予熱
- 生地にしっかりと霧吹き
- 一気に焼き上げる
低い温度でじっくり…は、ロデヴには向きません。高温で短時間が基本です。
天板予熱と霧吹きの重要性
天板も一緒にオーブンに入れて予熱するのを忘れずに!天板が熱々になっていると、失敗が大幅に軽減できるんです。
そして霧吹きも必須。外側のカリッと感を作るのに欠かせません。
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ロデヴと相性抜群!おすすめの食べ方

シンプルにオリーブオイル&塩で
まずはシンプルに味わってほしい!
上質なオリーブオイルと粗塩をかけただけで、ロデヴ本来の美味しさが最大限に楽しめます。外のカリッと感と中のもちもち感のコントラストが絶品です。
チーズとワインでフランス気分を満喫
ロデヴの本場フランス風の楽しみ方なら、チーズとワインは外せません!
特におすすめは:
- カマンベールチーズ
- ブルーチーズ
- 赤ワインまたは白ワイン
まるで南フランスにいるような気分になれちゃいます^^
ガーリックトーストやブルスケッタにアレンジ
意外なアレンジも楽しめるのがロデヴの魅力!
- ガーリックトーストにして前菜に
- トマトやバジルを乗せてブルスケッタ風に
- あんバターを乗せて和風スイーツ風に
あんバターとの相性は本当に最高なんです!意外な組み合わせですが、ぜひ試してみてくださいね。
高加水パン作りでよくある失敗と対策
生地がべたつきすぎる時の対処法
「手にくっついて収拾がつかない…」
これ、本当によくある悩みです。でも大丈夫!対処法はあります。
べたつき対処法:
- 手を少し湿らせる
- 作業面に薄く粉をふる
- とにかく素早く作業する
慌てずに、でもスピーディーに。これが成功のコツです。
形が崩れやすい原因と予防策
原因:
- 生地の温度が高すぎる
- 作業時間が長すぎる
- 力を入れすぎている
予防策:
- 生地温度を25度以下に保つ
- 手早く成形する
- 優しく扱う
焼き上がりが薄くなってしまう問題

「なんだか平べったくなっちゃった…」
これの原因は、ねじる時に左右に引っ張ってしまうから。先ほどもお伝えしましたが、中央に寄せるイメージが大切です。
まとめ:高加水パンの達成感は格別!
ロデヴは難しいけれど、達成感は抜群!
大きなロデヴがオーブンから出てきた時の感動は、本当に格別なんです。そして、あのバリッともっちりした食感…普通のフランスパンとはまるで違う食感に、きっと驚かれると思います。
トマトやチーズを乗せても美味しいし、あんバターを乗せてもめちゃくちゃ合います。一度作り方をマスターすれば、色々な楽しみ方ができるのも魅力ですね。
高加水パン作りのポイントおさらい:
- 段階的に水分を加える
- 素早い作業を心がける
- 高温で一気に焼く
- 大きめサイズで作る
- ねじりは中央に寄せるイメージで
最初は「こんなべたべた生地で本当に大丈夫?」と不安になるかもしれません。でも、コツを掴めば必ず美味しいロデヴが焼けます。
ぜひお試しあれ〜♪
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