こんにちは!パン教室フリーゼのひとちゃんです。
パン教室を開業してサイトを立ち上げる際、多くの方が直面するのが「写真撮影」の壁です。私も開業当初、自分で撮影した写真を使おうとしましたが、プロからダメ出しを受けた経験があります。
正直、そのときは「え?これで十分美味しそうじゃない?」と思ったんです。でも今振り返ると、あの写真では絶対にダメだったなぁと感じます^^;
この記事では、その失敗から学んだパン教室サイト作りにおける写真撮影の重要性と、具体的な改善方法をお伝えします。これから教室サイトを作る方、写真で悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。


私がこの記事を書ける理由
まず、なぜ私がこのテーマについて書けるのかをお話しさせてください。
私はパン教室を開業してから、実際にサイト運営を続けています。開業当初に写真撮影で大失敗し、プロの指導を受けた経験があります。具体的には、7種類のパンを撮影した「ベーシックコース」のサイト制作を手掛けました。
最初は自分で撮った写真を使おうとして見事にダメ出し^^;
そこから写真のクオリティ改善に取り組んだんです。その結果、サイトの反応が明らかに変わりました。
現在も教室運営の中で写真撮影を実践していますので、リアルな経験に基づいた具体的なアドバイスができると思っています。
パン教室サイト作りで陥った写真撮影の失敗
初めての自己撮影で感じた「これで十分」という思い込み
初めてサイト用にパンの写真を撮ったとき、私は「十分美味しそうに撮れた」と思っていました。家族に見せても「美味しそうだね」って言ってもらえたし、自信があったんです。
でも、教室開業のサポートをしてくださっていた先生に見せたら、「趣味でパンを作って撮ったってだけの写真じゃダメ」とバッサリ。
このときに気づいたのが、「美味しそう」と「人を惹きつける」は全く別物だということです。
サイト用の写真には、ただ美味しそうなだけじゃなくて、見た人が「このパン教室に行ってみたい!」と思える何かが必要なんですよね。プロとしてのクオリティ、信頼感、世界観。そういったものが全部込められていないといけない。
趣味で撮る写真は、自分や家族が見て楽しむもの。でもビジネス用の写真は、初めて見る人に「選んでもらう」ためのものなんです。
プロからの厳しいダメ出しで気づいた現実
先生は写真のプロではありませんが、長年自分の教室のサイトを管理運営している中で、写真も勉強されている方でした。だからこそ、写真の重要性を誰よりも痛感しているんです。
「どうにもこうにも写真のクオリティーが低すぎるので、じゃ、私が撮ってあげるよ」とわざわざ家まで来て撮影してくださることになりました。
今思えば、本当にありがたいことです。あのまま自分の写真を使っていたら、サイトの第一印象が全然違っていたはず。
この経験で学んだのは、自己流には限界があるということ。そして、プロの視点を取り入れることの大切さです。
パン教室サイトの写真撮影で重要な「世界観設定」
撮影前に決めるべきイメージコンセプト
撮影当日までに、先生からいくつか質問されました。その中でも特に印象に残っているのが、「どんなイメージで撮りたいか」という質問です。
例えば、こんな感じ:
- 朝の爽やかな日差しの中にあるモーニングブレッドのイメージ
- おしゃれで洗練されたフレンチスタイル風
- 元気いっぱいアメリカンスタイル
- 昭和レトロ風
正直、写真を撮るのに世界観までイメージして撮ったことがなかったので、かなり戸惑いました。「え、そんなこと考えないとダメなの?」って。
でもこれ、めちゃくちゃ重要なんです。
なぜなら、写真の世界観があなたの教室のブランドイメージを作るから。見た人が「こういう雰囲気の教室なんだな」って瞬時に理解するんです。
私が選んだ「木の温もりと自然光」というテーマ
いろいろ考えた結果、私が出した答えは「木の温もりを感じ明るい自然光が差し込む開放的なイメージ」<でした。
なぜこのテーマを選んだかというと、私の教室のコンセプトと合っていたからです。私は、生徒様にリラックスして楽しくパン作りを学んでほしいと思っています。
木の温もりや自然光って、優しくて安心感がありますよね。そういう雰囲気を写真で表現することで、「ここなら初心者でも気軽に通えそう」って感じてもらえると思ったんです。
お客様が求めているものと、自分の教室の雰囲気を一致させる。これが世界観設定のポイントだと学びました。
パン教室サイト用撮影の事前準備と段取り
7種類のパンを一度に撮影する計画術
撮影の日が決まってから、大変だったのが準備です。なにせ、撮影で必要なパンが7種類もあったんです。こんなに一度に焼いたことがないので、かなり段取りを考えました。
私が立てた計画はこんな感じ:
- 冷凍保管できるパン:前日までに作って冷凍
- 冷凍に向かないパン:前日に焼く
- 当日焼くパン:朝から段取りよく焼成
事前に作れるものは作っておく。これ、撮影だけじゃなくて普段のレッスンでも大事なことですよね。
でも、いくら計画を立てても、当日は想像以上にバタバタしました^^;

実際は、写真に写っていないところにパンがたくさん置いてあります^^;
撮影に耐えるクオリティのパン作り
ここからが本当に大変でした。
私の大切なサイトに載せるパンだし、先生がわざわざ家に来て撮影してくれる。しかも他にもお手伝いしてくださる開業同期の方がいる。しっかりしたものを作らなきゃと急に緊張してきたのを覚えています。
少し納得がいかないと、新たに焼き直したりもしました。
「ここのクープがうまく開かなかった」 「焼き色が良くない」
家族からは「十分美味しそうに焼けてるよ」と言われても、自分では納得できなくて。気づけば家の中がパンだらけ^^;
よく、陶芸家の方が自分の作品に少しでも納得がいかないと割ってしまうって聞きますよね。まさにこのような気持ちでした。なんだか芸術家のような気分になっていたんです^^;
でもこの経験で気づいたのは、プロとして見せる作品には妥協してはいけないということ。サイトに載せる写真は、あなたの技術を証明するものですから。


プロの撮影技術から学んだパン写真のコツ
パンと小物の配置に隠された意味
撮影当日、先生の撮影を見ていて驚いたのが、パンや小物の配置へのこだわりです。
何度も何度も位置を変えて、ちょっとずつ調整していくんです。そして、パンを少しちぎっておいてみたり、小技が炸裂していました。
「え、そんなことまで考えるの?」って思いましたが、確かに配置が変わると印象が全然違う。パンをちぎって見せることで、中のふわふわ感が伝わるし、「食べたい」って気持ちが湧いてくるんです。
一枚の写真の中に、計算された要素がたくさん詰まっている。これがプロの技術なんだって実感しました。

雑誌やレシピ本の写真に込められたプロの技術
この撮影に携わって、雑誌やレシピ本の写真はプロがしっかりコンセプトを決め、配置にも意味があって、どうすればパンがより際立って美味しく映るか、考え抜かれて撮っているのだなと改めて学びになったのです。
何気なく見ていたあの綺麗な写真たちは、偶然じゃなくて必然なんですよね。
光の当て方、背景の選び方、小物の色合わせ。全部に理由がある。
この経験以降、雑誌を見る目が変わりました。「あ、ここにこの小物を置いた理由はこれだな」とか「この光の使い方、素敵だな」とか、勉強になることばかりです。
パン教室サイト作りで写真撮影が与える影響
サイトの第一印象を決める写真の力
サイトを訪れた人が最初に目にするのは、ほとんどの場合「写真」です。文章を読む前に、写真で判断されるんです。
だからこそ、写真のクオリティと信頼性は直結しているんですよね。
綺麗な写真が並んでいるサイトは「ちゃんとした教室だな」と思ってもらえる。逆に、写真のクオリティが低いと「本当に大丈夫かな?」って不安になってしまう。
特にパン教室の場合、「このパンを自分も作れるようになりたい!」と思ってもらうことが第一歩。だから写真の力は絶大なんです。
プロの力を借りることの価値
自分で頑張って撮影するのも大切ですが、やっぱりプロの力を借りることには大きな価値があります。
自己流との差は圧倒的です。私も実際に体験して、その違いを痛感しました。
もちろん、プロに依頼するにはお金がかかります。でも、長期的なサイト運営を考えたら、最初にしっかり投資する価値は十分あると思っています。
綺麗な写真は何年も使えますし、それがずっと集客に貢献してくれるんですから。

現在の撮影で心がけている「物語」の表現
一枚の写真に込めるストーリー
あの撮影経験から学んだことを、今も活かしています。
この時の経験が少しでも生きるよう、パンの撮影では物語を考えながら撮っている・・・つもりです^^
例えば、朝食用のパンを撮るなら「休日の朝、家族でゆっくり朝食を楽しむシーン」をイメージする。おやつパンなら「午後のティータイム、友達とおしゃべりしながら食べるシーン」を想像する。
そうすると、自然と背景や小物が決まってくるんです。
一枚の写真に物語があると、見た人の感情が動くんですよね。「こんな風に食べたいな」「こんなパンを作れるようになりたいな」って。
まだまだプロには遠く及びませんが、少しずつ上達していると信じて、日々撮影を楽しんでいます^^

これは、スマホで撮影したものです。
結構お気に入り♡
まとめ:パン教室サイト作りで写真撮影を成功させるポイント
それでは、ここまでの内容をまとめますね。
パン教室サイト作りで写真撮影を成功させるポイント:
- 趣味レベルの写真では不十分:ビジネス用には「人を惹きつける力」が必要
- 世界観・コンセプト設定が重要:撮影前にしっかりイメージを固める
- 撮影に耐えるクオリティのパン作り:妥協せず納得いくまで焼く
- プロの技術から学ぶ姿勢:配置や光の使い方には意味がある
- 一枚一枚に物語を込める:見た人の感情を動かす写真を目指す
パン教室のサイト作りで写真に悩んでいる方は、ぜひ一度プロの視点を取り入れてみることをおすすめします。
教室に通われている生徒様や私のパン教室のサイトをご覧になった方は、「あぁ〜頑張ったんだな〜」って、暖かく見守っていただければと思います^^;
もちろん、自分で撮影技術を学んでいくのも素敵なことです。私も今、少しずつ勉強しながら撮影を続けています。
大切なのは、「写真の重要性を理解すること」と「妥協しない姿勢」。
この経験が、あなたの教室サイトをより魅力的にする第一歩になれば嬉しいです^^
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