パン教室で冬の恒例レッスンとして、フルーツデニッシュを作る機会があります。12月頃になると「年明けにフルーツデニッシュのレッスンがありますよ〜」と生徒様にご紹介すると、「フルーツデニッシュ大好きなんです！作ってみたい！」と、毎年たくさんの方に喜んでいただいているんです。
そんな中、去年ある生徒様から「リトルマーメイドのダークチェリーが大好きなんです！」と言われたことがありました。そして今年も、別の生徒様から「リトルマーメイドのダークチェリーが乗ったデニッシュパン美味しいですよね〜」とお声をいただき、このパンの人気ぶりを実感したんです。
実は私、去年まではこのお店のダークチェリーデニッシュを知らなかったんです。でも生徒様のお話を聞いて「これは食べてみなければ！」と思い、実際に買って食べてみました。その感動と、パン教室で再現するレッスンのポイントを、今日は詳しくご紹介しますね。
☝️右下のパンが「ダークチェリー」
ちなみに上に写っているお皿は、「毎月15日のリトマの日」のプレゼントでもらったものです。
私がこの記事を書ける理由
私はパン教室の講師として、毎年冬にデニッシュパンのレッスンを開催しています。特にフルーツデニッシュは、季節感もあって生徒様に大人気のメニューなんです。
長年パン作りを教えてきた経験から、デニッシュ生地の24層構造や、フルーツとの相性、焼き上がりのコツなど、プロの視点で商品を分析することができます。また、生徒様からのリクエストを受けて人気のパンを研究し、レッスンで再現するのも私の役目。だからこそ、リトルマーメイドのダークチェリーデニッシュの魅力を、作り手の目線でお伝えできるんです。
生徒様に大人気！リトルマーメイドのダークチェリーデニッシュとは
リトルマーメイドってどんなお店？
リトルマーメイドは、全国展開しているベーカリーチェーンです。ショッピングセンターや駅ビル、ロードサイドなど、いろいろな場所に店舗があるので、「あ、見たことある！」という方も多いのではないでしょうか。
数百店舗規模で展開している身近なパン屋さんとして、日常的に利用されている方も多いんですよね。私も生徒様から教えていただくまで、こんなに人気の商品があるとは知りませんでした。
ダークチェリーデニッシュの商品特徴
リトルマーメイドのウェブサイトによると、このダークチェリーデニッシュは「生地と油脂を24層に重ねたサクサクのデニッシュ生地に、カスタードクリームと甘酸っぱいダークチェリーをのせました」と紹介されています。
さらに注目したいのが、生地の中にマジパン（アーモンドペースト）が入っているというポイント。このマジパンが隠し味になって、より贅沢な味わいを生み出しているんです。
定番商品として長年愛されているのも納得の完成度ですよね。
パン教室講師が実際に食べてみた！ダークチェリーデニッシュの魅力
初めて食べたダークチェリーの衝撃
正直に言うと、私はダークチェリー自体を食べる機会がほとんどなかったんです。でも去年初めて食べて、めちゃくちゃ美味しいということを知りました。
もっと酸っぱいイメージだったのですが、完全にいい意味で裏切られましたね。濃厚で甘味が強く、一粒一粒が大きいので食べ応えもあるんです。ジューシーで果肉がしっかりしていて、これは確かにデニッシュパンに合うわけです。
「なるほど、生徒様たちが絶賛するわけだ！」と心から納得しました。
デニッシュ生地との相性が抜群
チェリーがゴロッと乗ったデニッシュパン。サクッとした生地にジューシーなフルーツがとってもよく合います。
デニッシュ生地の特徴は、何と言ってもあのサクサク食感。バターを何層にも折り込んで作る生地は、焼き上がると軽やかでサクサクとした食感になります。そこに、ジューシーで甘酸っぱいダークチェリーが乗ることで、絶妙なバランスが生まれるんです。
さらに、カスタードクリームのまろやかさが全体をまとめてくれて、一口食べると幸せな気持ちになれる。これが人気の理由なんですね。
パン教室でダークチェリーデニッシュを再現！レッスンのポイント
生徒様からのリクエストもあって、私のパン教室ではこのダークチェリーデニッシュを再現したレッスンを行っています。ここでは、レッスンで大切にしているポイントをいくつかご紹介しますね。
デニッシュ生地作りの基本
デニッシュ生地は、バターを折り込んで層を作る「折り込み生地」という技法で作ります。リトルマーメイドは24層ですが、私の教室では27層にしています。この数が、サクサク食感を生み出す秘密なんです。
ただし、この作業は温度管理がとても重要。バターが溶けすぎても、固すぎてもうまくいきません。生地とバターの温度を適切に保ちながら折り込んでいくのが、成功の鍵なんです。
レッスンでは、初めての方でも失敗しないように、温度計を使ったり、作業のタイミングを丁寧にお伝えしています。
ダークチェリーの選び方と扱い方
ダークチェリーは、缶詰タイプや冷凍タイプが手に入りやすいです。レッスンでは、手に入りやすいものを使うよう指導していますが、大切なのは水分の調整。
フルーツの水分が多すぎると、焼いている間に生地がべちゃっとしてしまうことがあります。だから、軽く水気を切ってから使うのがポイント。
レッスンで生徒様から好評のアレンジ
リトルマーメイドのダークチェリーデニッシュの特徴であるマジパン（アーモンドペースト）はレッスンでは作りません。
家庭でも作りやすいよう、カスタードのみにしています。それでも十分に美味しいです。むしろ甘ったるくなく、カスタードのおいしさがダイレクトに味わえます。
また、カスタードクリームは手作りで用意します。市販のものでも良いですが、手作りすると甘さを調整できるので、自分好みの味に仕上げられるのが嬉しいポイントです。
ダークチェリー以外にも、ブルーベリーやアプリコットなど、他のフルーツでも応用できるテクニックなので、レッスンではいろいろなアレンジ方法もお伝えしています。
冬のパン教室レッスンでフルーツデニッシュを作りませんか？
私のパン教室では、1月から3月にかけて冬季限定でデニッシュ系パンのレッスンを開催しています。もちろん、このダークチェリーデニッシュも作れますよ。
「デニッシュって難しそう…」と思われる方も多いのですが、初心者の方でも安心して参加していただけるように、一つ一つの工程を丁寧にお教えします。生地の折り込み方から、フルーツの乗せ方、焼き加減まで、しっかりサポートしますので、初めての方も大歓迎です。
焼き上がったパンはお持ち帰りいただけるので、ご家族にも喜んでいただけますよ。「お店みたいに美味しい！」と言われると、とても嬉しいですよね。
まとめ：リトルマーメイドのダークチェリーデニッシュは一度食べる価値あり！
生徒様のおすすめから知った、リトルマーメイドのダークチェリーデニッシュ。実際に食べてみて、その人気の理由がよくわかりました。
24層のサクサク生地、ジューシーなダークチェリー、まろやかなカスタードクリーム、そして隠し味のマジパン。すべてが絶妙なバランスで組み合わさった、完成度の高い商品です。
パン教室の講師として、プロの視点で見ても「これは美味しい！」と納得の一品。まだ食べたことがない方は、ぜひ一度お店で味わってみてください。
そして、「自分でも作ってみたい！」と思ったら、ぜひ私のパン教室にもいらしてくださいね。一緒に美味しいダークチェリーデニッシュを作りましょう。お待ちしています♪
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