フライパンで簡単!ピタパンの作り方|オーブンなしでぷっくり膨らむコツを実践レポ

こんにちは!今日は、オーブンを使わずにフライパンだけで作れるピタパンのお話です。

「ピタパンって家で作れるの?」「オーブンがないと無理じゃない?」なんて思っていませんか?実は私もそう思っていました。でも、試してみたらフライパンでもちゃんと膨らんで、しかも簡単に作れちゃったんです!

生地がぷく〜っと風船みたいに膨らむ瞬間は、思わず「おぉ〜!」って声が出ちゃうくらい感動しますよ。この記事では、実際にフライパンでピタパンを焼いてみた私が、失敗しないコツや焼き時間、美味しい食べ方まで詳しくお伝えします。

オーブンがなくても大丈夫。特別な道具も材料もいりません。週末のブランチやおやつに、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

ピタパン

私がこの記事を書ける理由

「本当にフライパンで作れるの?」と疑問に思う気持ち、すごくわかります。私も最初は半信半疑でした。

でも実際に試してみたら、オーブンで焼くのと変わらないくらい、ちゃんとぷっくり膨らんだピタパンができたんです。それから何度も作るうちに、「こうすれば確実に膨らむ」「ここを失敗すると上手くいかない」というポイントが見えてきました。

この記事では、失敗例も含めたリアルな体験談とコツをお伝えします。オーブンがなくてパン作りを諦めていた人にこそ、読んでほしい内容です。


ピタパンがフライパンで膨らむ理由

まず、「なんでピタパンって膨らむの?」という疑問にお答えしますね。

高温で一気に焼くことで水分が蒸発

ピタパンが風船みたいに膨らむのは、生地の中の水分が高温で一気に蒸発するからなんです。

薄く伸ばした生地を高温で焼くと、生地の表面がすぐに固まります。でも内側の水分は蒸気になって膨張しようとする。その蒸気の力で、生地が風船みたいにぷく〜っと膨らむんですね。

オーブンじゃないと無理そうに思えますが、実はフライパンでも十分な高温が得られます。だからフライパンでもちゃんと膨らむんです!

この仕組みがわかると、「高温で一気に焼く」ことの大切さが理解できますよね。


フライパンでピタパンを作る手順【実践レポート】

それでは、実際の作り方を順番に説明していきますね。

ステップ1:一次発酵とベンチタイム

パン生地をこねて一次発酵させるところまでは、普通のパン作りと同じです。

一次発酵が終わったら、生地を分割します。私は1個あたり70〜80gくらいに分けています。このサイズだとフライパンにちょうど良いサイズのピタパンができます

分割したら、ベンチタイムを取りましょう。生地を10〜15分ほど休ませるんです。濡れ布巾をかけて乾燥を防いでくださいね。

このベンチタイムがないと、生地が伸ばしにくくなってしまいます。生地を休ませることで、グルテンがリラックスして伸ばしやすくなるんですよ。

ベンチタイムをとっている生地

ステップ2:生地を薄く伸ばす

ベンチタイムが終わったら、めん棒で生地を薄く伸ばしていきます。

厚さは5mmくらいが目安です。薄すぎると破れやすいし、厚すぎると膨らみにくい。5mmくらいがちょうど良いんです。

打ち粉をしながら、できるだけ均一な厚さになるように伸ばしてください。厚みにムラがあると、厚い部分だけ膨らまなかったりします。

形は丸でも楕円でもOK。多少いびつでも、焼き上がったら気になりませんよ。

ステップ3:フライパンで焼く(ここが重要!)

さあ、いよいよフライパンで焼きます。ここが一番のポイントです!

まず、フライパンを強火で熱々に温めます。しっかり予熱することが、膨らむための大事な条件なんです。

フライパンが十分に熱くなったら、中火に落として生地を入れます。油は引かなくてOK。

そして、そのまま2分30秒〜3分ほど放置してください。触りたくなる気持ちをぐっと我慢!

待っていると、あら不思議!

生地がぷく〜っと膨らんでいくんですよ♪

最初は中央あたりが少し盛り上がってきて、それがどんどん広がって、最後には端っこまでぷっくり風船状に。この瞬間、本当に感動します!

端っこまでしっかり膨らんだら焼き上がりのサイン。裏面がきつね色になっているはずです。

注:システムキッチンをお使いの方へ

システムキッチンは安全機能が働いて、火加減を勝手に調整されてしまいます。でも気にしなくて大丈夫。初めに強火で予熱し、中火に落としてそのまま焼いていてください。

火力が変わっても気にしな〜い^^

フライパンで焼いたピタパン

ステップ4:粗熱を取る

焼けたピタパンは、網の上に取り出して粗熱を取ります。

冷めるときにポケット状の空間がそのまま残るので、半分に切ったときにちゃんと具材を詰められる形になります。

熱々のうちに食べても美味しいですが、少し冷ましてから切るほうが扱いやすいですよ。

ピタパン

フライパンでピタパンを膨らませる3つのコツ

何度か作ってみて、「ここを押さえれば失敗しない!」というポイントが3つあることがわかりました。

コツ1:フライパンを十分に熱する

予熱が足りないと、ピタパンは膨らみません。これが一番の失敗原因です。

最初の頃、私は予熱が足りなくて膨らまないことがありました。「まあまあ熱いかな」くらいじゃダメなんです。「もう十分かな」と思ってからさらに30秒くらい待つのがコツ。

コツ2:生地は均一な厚さに伸ばす

厚みにムラがあると、薄い部分だけ膨らんで厚い部分は膨らまない、なんてことになります。

めん棒で伸ばすとき、中心から外側に向かって均等に力を入れるのがポイント。

5mmより厚くなってしまうと、中まで火が通る前に表面が焦げてしまうこともあります。

コツ3:焼いている間は触らない

焼いている間に、「ちゃんと焼けてるかな?」と確認したくなりますよね。でも、触らずに放置するのが成功の秘訣です。

途中で動かしたり持ち上げたりすると、蒸気が逃げて膨らみにくくなります。じっと我慢して、膨らんでくるのを見守りましょう。

最初は不安かもしれませんが、2〜3分待てば自然に膨らんできますよ。


ピタパンの美味しい食べ方とおすすめ具材

さあ、焼きたてのピタパンができました!どうやって食べましょうか?

基本の食べ方

ピタパンは、半分に切るとポケット状になっています。このポケットに好きな具材を詰め込むのが基本の食べ方です。

包丁で切るときは、端から中心に向かって切ると、ポケットがきれいに開きますよ。

おすすめ具材アイデア

私のお気に入りの具材をいくつか紹介しますね。

定番の組み合わせ

  • ハム+チーズ+レタス+トマト
  • ツナマヨ+キュウリ+レタス
  • 照り焼きチキン+キャベツ

ボリューム満点

  • ポテトサラダ(これが意外と合う!)
  • 卵サラダ+アボカド
  • ローストポーク
ローストポーク

朝食にぴったり

  • スクランブルエッグ+ベーコン
  • クリームチーズ+スモークサーモン

具材を詰め込んだら、口いっぱいに頬張ってくださいボリュームたっぷりで、サンドイッチよりも食べ応えがありますよ。


フライパンvsオーブン どっちが良い?

「結局、フライパンとオーブンどっちが良いの?」という疑問にお答えします。

フライパンのメリット

  • 手軽さが最大の魅力。思い立ったらすぐ作れます
  • 予熱時間が短い(オーブンは10〜15分、フライパンは1〜2分)
  • 一枚ずつ焼くので、焼き加減を調整しやすい
  • 焼いている間の膨らむ様子を見られるのが楽しい
  • 少量作りたいときに便利

オーブンのメリット

  • 一度に複数枚焼ける(時短になる)
  • 焼きムラが少なく、より均一な仕上がり
  • 両面が均等に焼ける

一人暮らしや少量作りたい人にはフライパン家族分をまとめて作りたい人にはオーブンがおすすめです。

私は一人分や二人分を作ることが多いので、フライパンのほうが使いやすいと感じています。


まとめ:フライパンでピタパンは簡単に作れる!

いかがでしたか?

オーブンがなくても、フライパンだけで十分美味しいピタパンが作れることがおわかりいただけたと思います。

生地がぷく〜っと膨らむ瞬間は、何度見ても感動します。失敗を恐れず、まずは一度チャレンジしてみてください。

高温でしっかり予熱する生地を均一に伸ばす焼いている間は触らないこの3つのコツを守れば、初めてでもきっと上手に焼けますよ。

焼きたてのピタパンに、好きな具材をたっぷり詰め込んで、口いっぱいに頬張る幸せ。週末のブランチやランチに、ぜひ楽しんでくださいね!

あなたのピタパン作りが成功しますように。

ローストポークピタパン

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