朝に焼きたてパンを食べる方法|冷凍保存と温め直しで毎朝が幸せに

朝ごはんに焼きたてのパンが食べられたら、それだけで幸せな気分になりますよね。

でも実際は、朝からパンを焼くなんて時間もないし、準備も大変……。そんな風に諦めていませんか?

実は、冷凍保存と温め直しのコツさえ知っていれば、毎朝焼きたてのようなパンを楽しむことができるんです。

この記事では、パン教室で生徒さんからよく聞かれる「朝に焼きたてパンを食べたい!」という質問に、プロ目線でお答えします。

焼く前と焼いた後、どっちで冷凍すればいいの?という疑問から、電子レンジとトースターを使った簡単な温め直し方まで、初心者の方でも失敗しない方法を詳しく解説します。

この記事を読めば、明日の朝からすぐに実践できますよ!

ジャムのついたパン

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プロフィール写真
Evoto

自己紹介

高校卒業してから23年勤めた、航空自衛隊を退職。2024年に自宅教室「こだわり酵母パン教室フリーゼ」をオープン。

“自分時間を大切に”“職場でも家でもない場所に居場所を作る”そんな教室作りをしています。ホームベーカリーで叶える“無理しない”パン生活で、ふんわり美味しいパンをいつでもそばに。『簡単に、でも本格的に!』をモットーに、生活にワクワクをお届けします!

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【読者からの質問】朝に焼きたてパンを食べるには?

パン教室でよく聞かれる質問とは

先日、LINEのフォロワーさんからこんな質問をいただきました。

朝、焼きたてのパンが食べたいのです。焼き上げてから冷凍がいいですか?それとも焼き上げる前のどの段階で、冷凍すればいいですか?

実はこれ、パン教室の生徒さんからもよく聞かれる質問なんです。

やっぱり朝は焼きたてのパンが食べたいですよね!パンの香りで目覚める朝なんて、最高じゃないですか。

でも、「焼く前に冷凍するのか、焼いた後に冷凍するのか」って、初めてだと迷いますよね。

朝の時間をどう使うかが選択のポイント

実は、どの方法がベストかは、あなたの朝の時間がどれくらいあるか、どれくらい手をかけられるかによって変わってきます。

私なんて、朝は極力洗い物を出したくないタイプ。フライパンやまな板でさえ、できれば使いたくないんです(笑)。

もしあなたが朝起きて30分以内に食べ始めたいのであれば、断然、焼き上げたパンを冷凍しておくことをおすすめします。


パンの冷凍方法は3つ|初心者におすすめはどれ?

パンを冷凍する方法は、実は大きく分けて3つあります。それぞれメリット・デメリットがあるので、順番に説明しますね。

①焼き上げた後に冷凍する方法【初心者に最適】

冷凍パン

これが一番簡単で、初心者の方に一番おすすめの方法です。

メリットは、とにかく朝が楽!温めるだけで焼きたてのような美味しさが楽しめます。失敗もほぼありません。

デメリットは、冷凍庫のスペースが必要なことくらいでしょうか。でも、それを差し引いても十分におすすめできる方法です。

②一次発酵の途中で冷凍する方法【上級者向け】

長時間発酵

「長時間発酵」とか「オーバーナイト」って聞いたことありますか?これは一次発酵の途中で冷凍や冷蔵をする方法なんです。

でも、これは少し上級レベル

なぜかというと、発酵の見極めが難しいからです。もし発酵がうまくいってなかったら、朝からバタバタすることになりかねません。

また、ここからさらに成形→二次発酵→焼成という時間を取らなければいけないので、忙しい朝には不向きですよね^^;

それに、パン作り初心者の方や、まだ経験が浅い方には、ハードルが高いかもしれません。

③成形後に冷凍・冷蔵する方法【中級者向け】

成形が終わった後に冷凍したり冷蔵したりする方法もあります。

ただ、これも復温するまで時間を置いたり、発酵時間を調整したりと、少しコツがいります。

朝の忙しい時間に「まだ発酵が足りない……」なんてことになったら大変ですよね。

また、成形した生地を保管しておくためのスペースを確保しなければいけなくて、庫内を圧迫してしまう可能性もあります。

パン作り初心者は「焼いた後の冷凍」から始めよう

だからこそ、まずはパン作りに慣れてから、応用として冷蔵発酵を取り入れた方がいいと私は思っています。

最初は焼き上げたパンを冷凍する方法からスタートして、慣れてきたら他の方法にもチャレンジしてみてください。


焼いたパンを冷凍保存する正しい方法

それでは、焼き上げたパンを冷凍保存する具体的な方法を説明しますね。

冷凍保存の基本ステップ

冷凍保存の手順はとってもシンプルです。

  1. 粗熱を取る(手で触れる温度まで冷ます)
  2. 一つずつラップで包む
  3. ジップロック等の密封袋に入れる
  4. 冷凍庫で保管する

この4ステップだけ。簡単でしょう?

ポイントは、粗熱が取れて手で触れるくらいまで冷えたら、すぐにラップで包むこと。これが美味しさをキープする秘訣です。


パンの種類別・冷凍保存のポイント

パンの大きさや種類によって、ちょっとした工夫が必要です。

小さいパン(ロールパン、菓子パンなど)は、丸ごと一つずつラップに包めばOK。

大きいパン(食パン、カンパーニュなど)は、スライスして一枚ずつラップに包んで密封してください

こうすることで、食べる分だけ取り出せるので便利ですよ。

ラップで包むのは、乾燥と冷凍焼けを防ぐため。このひと手間が、美味しさを保つために本当に大切なんです。

あれば、ジップロックなどの密封できる袋に入れるのがベストです。

パンの保存

冷凍パンの保存期間はどれくらい?

冷凍したからといって、いつまでも美味しく食べられるわけではありません。

推奨期間は2週間以内です。パンはどんどん劣化していきますので、早めに食べましょう。

私は保存袋に冷凍した日付を書いておくようにしています。そうすると、いつ冷凍したか一目でわかるので便利ですよ。


冷凍パンを焼きたての美味しさに戻す温め方

さあ、ここからが本番!冷凍したパンを焼きたてのように美味しく戻す方法を説明します。

【ステップ1】電子レンジで解凍する

まず、冷凍のまま電子レンジで解凍します。

  • 500W: 20〜30秒
  • 600W: 10〜20秒

ポイントは、解凍されればOKということ。

くれぐれも温めすぎないこと!パンの水分が飛んでカチカチになってしまいます。

これ、本当に注意してくださいね。温めすぎは失敗の元です。

【ステップ2】トースターで温め直す

電子レンジで解凍したら、次はトースターで温め直します。

  • 温度: 180度
  • 時間: 2〜3分

表面がサクッと香ばしくなればOKです。

ここでのポイントは、中火ほどの弱い熱量で温め直すこと。ガンガン焼くのではなく、優しく温めるイメージです。

トースターでパンを焼いている様子

「リベイク」の本当の意味とは?

よく「リベイク」という言葉を聞いたことがあるかと思います。

この言葉を聞くと「トースターでガンガン焼き直すのね!」というイメージになってしまいますが、私的には「焼き直す」ではなく「温め直す」という感じなんです。

だから、中火ほどの弱い熱量で温め直してください。

これで十分、焼きたての美味しさが蘇ります。

パンの大きさ別・温め時間の目安

パンの大きさや数によっても、温める時間は変わってきます。

  • 小さいパン: 電子レンジ10秒+トースター2分
  • 食パン1枚: 電子レンジ20秒+トースター2〜3分
  • 大きいパン: 様子を見ながら調整

ポイントだけ押さえて、あとはあなたの好みに合わせて温め直してみてください。

何度か試せば、「このくらいがちょうどいい」というのが分かってきますよ。


冷凍パンでも焼きたての美味しさを味わえる理由

ピコパン

正しい方法なら焼きたてと変わらない

焼いたパンを冷凍にしておいても、十分焼きたてのパンを味わうことができます

正しい冷凍方法と温め直し方さえ知っていれば、味の劣化は最小限に抑えられるんです。

毎朝ゼロからパンを焼くのは大変ですが、この方法なら時短しながらも美味しいパンが楽しめます。

朝の幸せな時間を作るために

朝、焼きたてのパンの香りに包まれながら食事をする……。

それだけで、1日のスタートが気持ちよくなりますよね。

朝の時間を有効活用しながら、豊かな食生活を送る。これって、実はとても大切なことだと思うんです。

パン作りを楽しみながら、毎日の暮らしをちょっと幸せにする。そのお手伝いができたら嬉しいです。


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最後まで読んでくださって、ありがとうございました!

また次回のブログでお会いしましょう♪

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