こんにちは!自宅でパン教室を開いているひとちゃんです。
先日、レッスンで作るロールパンの試作をしていたら、大失敗しちゃいました。
成形はとっても可愛くできて、るんるん気分でオーブンに入れたんです。焼き上がりを楽しみに扉を開けてみると…「ん?なんだか形がおかしい?」
よく見てみたら、生地が中からグーッと伸びて、巻き目がずれてしまっていたんです。これにはショック^^;
でもこの失敗、パン作りをしている方なら誰でも一度は経験するはず。だからこそ、私がどんな失敗をして、何が原因だったのか、みなさんに共有したいと思います。
パン教室を主宰していると、生徒さんたちの失敗談もよく耳にします。だから今回は、私自身の失敗を通して、ロールパンの巻き目がずれる原因と対策をお伝えしますね。
この記事を読めば、「なんで失敗したんだろう?」というモヤモヤがスッキリ解決しますよ!

ロールパンの巻き目がずれた!私の失敗体験
成形は完璧だったのに焼き上がりで異変が…
レッスン用のロールパン、成形までは本当に順調だったんです。
生地をきれいに伸ばして、クルクルっと巻いて。形もバッチリ整って、「今日は上手にできたな〜♪」なんて思いながら発酵へ。
そして焼成。オーブンからいい香りが漂ってきて、「今日も美味しくできたかな」とワクワクしながら扉を開けました。
ところが。
「あれ?なんか…変?」
オーブンから取り出してよく見てみると、生地が中から無理やり伸びたような感じで、巻き目の部分がビヨーンとずれてしまっていたんです。
見た目が残念なことに…。成形があんなに可愛くできたのに、焼いたら台無しになってしまいました。
うまくいった時と失敗した時の違いは明らかですね^^;


見た目の変化を写真で確認
焼く前はきれいに整っていた巻き目が、焼いた後は引っ張られて間延びしている状態。
生地の一部分だけがグーッと伸びて、全体のバランスが崩れてしまっていました。
先生をやっていても、こういう失敗ってあるんですよね^^;
でも、失敗には必ず原因があるんです。
ロールパン失敗の原因は「二次発酵不足」だった
成形ではなく、焼くタイミングが早すぎた
最初は「成形の仕方が悪かったのかな?」と思ったんです。
でも冷静に考えてみると、成形には何も問題がありませんでした。
じゃあ何が原因だったのか?
答えは、二次発酵が足りないまま焼いてしまったこと。
つまり、焼くタイミングが早すぎたんです。
発酵不足で起こるメカニズム
ロールパンの巻き目がずれてしまったのは、こんな流れで起こります。
最終発酵が足りない
↓
生地の中に「まだ伸びたい力」が残っている
↓
オーブンに入った瞬間
↓
一気に膨らむ(=釜伸びが強く出る)
↓
一番弱い場所=巻き目が引っ張られる
↓
巻き目がずれる・割れる・間延びする
つまり、生地が十分にふくらまないまま焼いたことで、オーブンの中で無理やり伸びてしまったんですね。
成形が悪いんじゃなくて、発酵の見極めができていなかったのが原因でした。

パンの「釜伸び(オーブンスプリング)」とは?
オーブンの中で何が起きているのか
ここで少し、パンがオーブンの中でどうやって膨らむのか、お話ししますね。
パンをオーブンに入れると、生地の温度がどんどん上がっていきます。
生地温度が約60度になるまでの間、酵母が一気に活動して、パン生地をグーンと膨らませるんです。
これが、いわゆる「釜伸び(オーブンスプリング)」という状態。
このとき、生地はまだ焼き色がついていなくて白い状態です。
そこからさらに焼かれて、生地温度が約80度付近になると酵母が死滅します。すると膨らむのをやめて、今度は焼き固めていく段階になるんですね。
そして生地表面に焼き色がついていきます。
理想の二次発酵は「8割」まで
釜伸びのことを考えると、二次発酵は8割くらいに抑えるのが理想なんです。
残りの2割を、オーブンの中で膨らませるイメージですね。
ですから、二次発酵が足りないと、まだまだ膨らむ力が強すぎる状態になります。
すると、オーブンの中で生地が無理やり膨らもうとして、一番弱い部分=巻き目が引っ張られて形が崩れてしまうんです。
今回の私の失敗は、まさにこれでした。
二次発酵の見極め方【失敗しないコツ】
じゃあ、どうやって二次発酵の見極めをすればいいのか?
ここが一番大事なポイントです。
目で見る確認ポイント
まずは目で見て確認してみましょう。
チェックポイントはこちら:
- 一回り大きくなったか(1.5倍程度)
- 天板を揺らしてプルプル揺れるか
- 巻き目が自然になじんでいるか
- 表面がピンと張りすぎていないか
- 「ふっくらしてるな」と感じるか
この辺りを総合的に見て、「いい感じ♪」と思えたら焼き時です。
でも、見た目だけだとちょっと不安…という方もいますよね。
そんなときは、指で確認する方法がおすすめです。
指で押して確認する方法
これ、パン教室でも生徒さんによくお伝えしている方法なんですが、とっても分かりやすいですよ。
やり方
- 指に粉を少しつける
- パンの横をやさしく5mmくらい押す
- 反応を見る
たったこれだけです。
では、判断基準を見ていきましょう。
◎ ベスト(今すぐ焼いてOK!)
押した跡がゆっくり戻る
ジワ〜っと戻ってきて、最後は少しだけ押した後が残っている状態。
これがベストタイミングです!
👉 今すぐオーブンに入れましょう
△ 早すぎ(発酵不足)
すぐに元に戻る
押した感じがパンパンしている。
これはまだ発酵が足りないサイン。
👉 もう少し待ちましょう
✖ 遅すぎ(発酵しすぎ)
押した跡が戻らない
生地がフワフワすぎて力がない。
これは発酵しすぎの状態です。
👉 焼くとしぼみやすいので、もうこれはすぐに焼くしかないです
膨らみが悪くても、味は美味しいはずなので大丈夫^^;

この指で押す確認方法、本当に便利なので、ぜひ試してみてくださいね。
慣れてくると、「あ、もうちょっとかな」「よし、今だ!」って感覚で分かるようになりますよ。
発酵不足のロールパンを焼いてしまったら?
リカバリー方法はある?
「あ、発酵が足りないまま焼いちゃった…」
そんなときって、焦りますよね。
残念ながら、焼いてしまった後にリカバリーする方法はありません。
でも、味は美味しいはずなんです。
見た目が少し残念でも、食べてみたら「あれ?普通に美味しい!」ってこと、よくあります。
だから、あまり気にしすぎなくて大丈夫ですよ。
もし発酵しすぎてしまった場合も、すぐに焼くしかないです。
膨らみは悪くなりますが、これも味には問題ありません。
大事なのは、次回から見極めを意識すること。
失敗は成功のもと、です!
まとめ:ロールパン失敗は二次発酵の見極めで防げる
今回の私のロールパン失敗、原因は「二次発酵不足」でした。
成形の技術が悪かったわけじゃなくて、焼くタイミングが早すぎたんですね。
パン作りって、発酵の見極めがとても大事なんです。
特にロールパンのような巻き物は、二次発酵が足りないと巻き目がずれたり割れたりしやすいので、注意が必要です。
今日お伝えしたポイントをおさらい
- 二次発酵は8割程度が理想
- 残り2割をオーブンの中で膨らませる
- 目で見る確認ポイント:大きさ、揺れ、巻き目のなじみ
- 指で押す確認方法:ゆっくり戻る状態がベスト
- 発酵不足 → 釜伸びが強く出すぎて形が崩れる
パン教室をやっていると、生徒さんたちも同じような失敗をされることが本当に多いんです。
だからこそ、私自身の失敗を共有することで、みなさんの成功につながれば嬉しいと思って、この記事を書きました。
発酵の見極め、ぜひトライしてみてください^^
次に焼くときは、指で押してチェックしてから焼いてみてくださいね。
きっと、ふっくら可愛いロールパンが焼けるはずです!

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