推し活×パン作り!個性が光る”さりげない自己表現”の楽しみ方

今、街を歩いていると、スクールバッグやブランドバッグにかわいいぬいぐるみをつけている人をよく見かけませんか?推しのキャラクターやアイドルのぬいぐるみで、さりげなく「好き」をアピールする推し活がブームですよね。

でも、よく見ると、結構でっかいぬいぐるみをつけて大々的に好きをアピールしていらっしゃる方も多いですけどね^^;

実は、パン作りも”さりげない自己表現”の時代なんです!

バッグにぬいぐるみをつけるように、パン作りにも”その人らしさ”が出るんですよ。同じレシピで作っても、形も焼き色も、一人ひとり違うパンが焼き上がります。それって、推し活と同じように、自分の「好き」を表現できる素敵なことだと思いませんか?

この記事では、パン教室を主宰している私が、生徒様たちから教わったパンに現れる個性の魅力をたっぷりとお伝えします。「不器用だから…」「うまくできない…」そんな心配は無用ですよ!


【私がこの記事を書ける理由】パン教室講師として見てきた”個性あふれるパン”たち

私はパン教室を主宰して、たくさんの生徒様と一緒にパンを焼いてきました。レッスンでいつも感じるのは、同じレシピでも、焼き上がるパンは一人ひとり全く違うということです。

コッペパンひとつとっても、丸っこい形、俵型、細長い形…本当に様々。成形の仕方にも性格が出ますし、選ぶ具材も十人十色。焼き色の好みだって、こんがり茶色が好きな方もいれば、ふんわり白めが好きな方もいらっしゃいます。

「失敗しちゃった…」「形が崩れちゃって…」そんな風におっしゃる生徒様も多いんです。でも、私から見ると、それが個性として本当に素敵なんですよ。

生徒様それぞれの「推し具材」を聞くのも楽しみのひとつ。レーズン派、ナッツ派、チーズ派…皆さんの好きが詰まったパンは、どれも愛おしいものばかりです。

そんな経験から、今日は「パン作りの個性」について、たっぷりとお話しさせていただきますね。

親子パン教室

パン作りは推し活と同じ!”さりげない自己表現”ができる理由

ぬいぐるみを飾るように、パンにも「好き」が表れる

推し活って、好きなものを身につけて、自分を表現する文化ですよね。ぬいぐるみやキーホルダー、缶バッジなど、推しグッズを持ち歩くことで、「私はこれが好き!」って周りに伝えられます。

パン作りも実は同じなんです。

  • 好きな具材を選ぶ
  • 好きな形に成形する
  • 好きな焼き加減に仕上げる

これって、自分の「好き」を形にする自己表現そのものですよね。

推し活が「さりげなく好きをアピール」なら、パン作りは「さりげなく自分らしさをアピール」できる趣味なんです。

手作りだからこそ、個性が際立つ

お店で売っているパンは、どれも形が揃っていて綺麗ですよね。でも、手作りパンの魅力は、その不揃いさと温かみにあります。

完璧じゃなくていいんです。むしろ、少しいびつな形や、左右非対称な焼き色が、手作りの証。それがあなたらしさであり、作った人の気持ちが伝わる部分なんですよ。

推しのぬいぐるみをバッグにつけるのも、お店で買った完璧な商品じゃなくて、自分で選んだ特別なものだからこそ嬉しいですよね。パン作りも同じです。


パン作りで見える”あなたらしさ”5つのポイント

ここからは、パン作りで現れる個性について、具体的にお話ししていきますね。

1. コッペパンの形に性格が出る!丸・俵・細長…全部正解

レッスンで「コッペパンを作りましょう」と言うと、焼き上がりは本当にバラバラなんです。

  • ふっくら丸めのコッペパン
  • 細長くスマートなコッペパン
  • どっしりした俵型のコッペパン

「どの形が正解ですか?」とよく聞かれますが、全部あなたの形で正解です!

丸めが得意な方は自然と丸っこくなりますし、伸ばすのが得意な方は細長くなります。それって、その人の手の癖や感覚が反映されているんですよね。

私は生徒様たちに、「それがあなたのコッペパンの形ですよ」とお伝えしています。同じ「コッペパン」でも、あなたにしか作れない形があるんです。

体験レッスン

2. 成形に現れる個性と性格

パンの成形って、本当に性格が出るんですよ。

きっちり揃える几帳面タイプの方は、どのパンも同じ大きさ、同じ形にピタッと揃えます。見ていて気持ちいいくらい整っていますね。

ふんわり優しく扱う繊細タイプの方は、生地を丁寧に、まるで赤ちゃんを扱うように成形されます。そのパンは本当にふわふわで柔らかい仕上がりになるんです。

少し崩れても気にしない大らかタイプの方もいらっしゃいます。「あれ、形が変わっちゃった!」と笑いながら、でも楽しそうに作っている姿が素敵です。

「私、不器用だから…」「雑になっちゃって…」とおっしゃる生徒様も多いんですが、私はいつもこうお伝えしています。

「手作り感があって素敵ですよ。気持ちが伝わればOK。それに、味はとっっても美味しいから大丈夫!」

成形は経験数で徐々に上達しますから、心配いりません。でも、大切なのは丁寧に気持ちを込めて作ったか、楽しんで作ったかなんです。

生徒様(丸め)

3. 好きな具材=あなたの”推し”

レッスンで一番盛り上がるのが、この「推し具材トーク」なんです!

  • レーズン派:「レーズンの甘みが最高!」
  • ナッツ派:「クルミやアーモンドの食感がたまらない」
  • ライ麦派:「あの香ばしさがクセになる」
  • チーズ派:「とろーりチーズは外せない!」

生徒様それぞれが、自分の好きな具材を目を輝かせて教えてくれるんですよ。これって、推しのグッズを見せ合うのと同じ感覚ですよね。

「この具材が好き」と言える喜び、自分の好きを認めてもらえる嬉しさ。パン教室は、そんな気持ちを共有できる場所でもあります。

あなたの「推し具材」は何ですか?好きな具材を選ぶだけで、パン作りがもっと楽しくなりますよ。

カンパーニュ

4. 焼き色の濃さで好みが伝わる

パンの焼き色も、実は好みがはっきり分かれるポイントなんです。

こんがり茶色派の方は、「この香ばしい焼き色が好き!」とおっしゃいます。確かに、しっかり焼いた方が香りも強くなって、食欲をそそりますよね。

一方、ふんわり白派の方は、「柔らかくて優しい味わいが好き」と白パンがお気に入りだったりします。

オーブンの温度や時間を少し調整するだけで、あなた好みの焼き色が見つかります。これも立派な自己表現ですよ。

いちじくとくるみ

5. 大きさのバラつきも”らしさ”の一つ

「いつも大きさが変わってしまうんです…」というお悩み、よく伺います。

でも、それも手作りの証、あなたらしさの一つなんですよ。

同じ大きさに分割するのは、確かに経験が必要です。でも、少しくらい大きさが違っても、味は変わりません。気持ちが伝わればそれでOKなんです。

もちろん、大きさの違いは焼き具合に影響してしまうので、極端に違う場合は大きさを合わせてもらいますが、1〜2gの違いなら許容しています^^

むしろ、「このパン、ちょっと大きいね」「ちょっとくらい大丈夫か」なんて会話が生まれるのも、手作りパンの楽しみだと思いませんか?

生地を丸めている生徒さん

【パン教室講師が伝えたいこと】失敗じゃない、それが個性!

「上手にできない」は思い込み

レッスンをしていると、こんな言葉をよく聞きます。

「私、不器用だから上手にできない…」
「雑になっちゃって、恥ずかしい…」
「お手本と全然違う形になっちゃった…」

でも、それは失敗じゃないんです

私が生徒様にお伝えしたいのは、こんなことです。

  • 丁寧に気持ちを込めて作りましたか?
  • 楽しんで作りましたか?

この2つができていたら、それが一番大切なことなんです。

形が少し崩れていても、大きさがバラバラでも、あなたが一生懸命作ったパンは、誰かの心を温めるパンになります。

パンの”ちょこっと個性”を楽しもう

完璧を目指さなくていいんです。

むしろ、ちょこっと個性があるパンの方が、記憶に残ると思いませんか?

「このパン、ちょっと形が面白いね」
「この焼き色、好きだな」
「この具材、美味しい!」

そんな風に、あなたらしいパンを作る喜びを感じてほしいんです。

食べる人に気持ちが伝わる温かさ。それが手作りパンの一番の魅力です。

生徒様(焼き上がり)

推し活感覚でパン作りを始めよう!初心者さんへのアドバイス

まずは自分の「推し」を見つける

パン作りを始めるなら、まずはあなたの「推し」を見つけるところから始めましょう。

  • 好きな具材はなんですか?
  • 好きなパンの形は?
  • こんがり?それともふんわり?

推し活と同じように、自分の「好き」を大切にすることから始めてみてください。

好きな具材から選んでみる。好きな形、好きな焼き色を探す。それだけで、パン作りがぐっと楽しくなりますよ。

失敗を恐れず、個性を楽しむマインド

パン作りで一番大切なのは、失敗を恐れないことです。

成形は経験で上達します。最初から完璧じゃなくていいんです。

むしろ、最初の不格好なパンも、いい思い出になりますよ。「あの頃はこんな形だったな」って、後から笑える日が来ます。

自分のペースで楽しむことが大切。誰かと比べる必要はありません。あなたのパンは、あなただけのものなんですから。

パン教室で仲間と楽しむのもおすすめ

一人でパン作りを始めるのもいいですが、パン教室で仲間と一緒に楽しむのもおすすめです。

レッスンでは、それぞれの個性を認め合える雰囲気があります。「あなたのパン、素敵!」「その具材いいね!」と、推し具材トークで盛り上がることもしょっちゅうです。

一人じゃないから続けられる。仲間がいるから、もっと楽しくなる。

パン教室は、そんな温かい場所なんですよ。

パンを二人の女性が笑顔で食べている

まとめ:パン作りも推し活も、”好き”を表現する楽しさ

いかがでしたか?

パン作りは立派な自己表現です。形も具材も焼き色も、全部あなたらしさなんです。

不器用でも、失敗しても、それが個性。推し活のように、パン作りで「好き」を楽しんでみませんか?

  • コッペパンの形は、あなたの形
  • 成形の仕方に、あなたの性格が出る
  • 好きな具材は、あなたの推し
  • 焼き色の好みも、あなたらしさ
  • 大きさのバラつきも、手作りの証

あなただけのパンを焼いてみませんか?

バッグにぬいぐるみをつけるように、パン作りでも「さりげない自己表現」を楽しみましょう。きっと、新しい自分の「好き」が見つかりますよ^^


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