最近、YouTubeやSNSで「こねないパン」が話題になっていますよね。「私にもできそう!」と思って、パン作りに興味を持った方も多いのではないでしょうか。
確かに、こねないパンは魅力的です。道具も少なくて済むし、疲れないし、何より簡単。初めてパンを作る人にとって、とてもハードルが低いんですよね。
でも、ちょっと待ってください。
パン屋さんは今でも、パンをしっかりこねて作っています。こんなに簡単な方法があるのに、なぜプロはこねることにこだわるのでしょうか?
実は、そこには「美味しいパンを作る」ための大切な理由が隠されているんです。
この記事では、パン作り初心者の方に向けて、「こねる」ことの本当の意味と、こねたパンとこねないパンの違い、そして楽に美味しいパンを作るコツまでお伝えします。
この度、私は電子書籍『こねるからはじまる、おいしいパン作り』を出版しました。この記事は、その出版を記念して、書籍の内容を一部ご紹介しながら、パン作りの魅力をお伝えしていきますね。

私がこの記事を書ける理由
初めまして。パン教室を主宰しているひとちゃんです。
実は私、パンは職人にしか作れないものだと思っていたんです。初めて「パンって家で手作りできるんだ!」と知った時の衝撃は、今でも忘れられません。
それまでパンは、パン屋さんで買うもの、特別な技術を持った人だけが作れるものだと思い込んでいました。でも実際にやってみたら、家庭でもパン屋さんに負けないくらいのクオリティで作ることができたんです。
その時、パン作りの可能性に心から感動しました。
それから10年、パン教室を通じて多くの初心者の方と接してきました。みなさんが口を揃えて言うのが「こねるのが難しそう」「私にできるかな」という不安です。
その不安、とてもよく分かります。だからこそ、正しい知識と方法を知ってほしい。
パン作りは”難しい”ものではなく、”暮らしの一部になる楽しみ”なんです。そのことを、科学的な根拠と実践経験を基にお伝えしたくて、この電子書籍を出版しました。
パン作り初心者が「こねないパン」に惹かれる理由
こねないパン作りが人気の3つの理由
こねないパンが人気なのには、ちゃんと理由があります。
1. 道具が少なくて済む
ボウルとスプーンさえあれば作れる手軽さ。初期投資がほとんど要らないのは魅力的ですよね。
2. 体力を使わず疲れない
こねる作業がないので、力がない方でも気軽にチャレンジできます。
3. 「私にもできそう」とハードルが低い
難しそうな工程がないので、パン作りが初めての方でも挑戦しやすいんです。

初心者が感じる「こねる」ことへの3つの壁
一方で、こねるパン作りには、初心者ならではの不安があります。
「私にできるかな?」という不安
こねるって、なんだか特別な技術が必要そうに見えますよね。失敗したらどうしよう、という心配もあります。
「どうやってやるの?」という技術的な疑問
動画を見ても、実際に自分でやるとなると「これで合ってる?」と不安になります。
「こねるってどのくらい?」という判断基準の不明確さ
「生地がまとまるまで」「表面がなめらかになるまで」と言われても、初めてだとその状態が分からないんですよね。
でも、これらの不安は「正しい知識」があれば解消できるんです。
でも、なぜパン屋さんは今も「こねて」作るのか?
プロが「こねる」を選ぶ理由
ここで一つ、考えてみてください。
パン屋さんは毎日たくさんのパンを作っています。もし「こねない方法」で同じクオリティのパンが作れるなら、絶対にそちらを選ぶはずですよね。時間も労力も節約できますから。
でも、プロのパン屋さんは今でもしっかりこねて作っています。
その理由はとてもシンプルです。
「こねた方が、美味しいから」
これが全てなんです。
パン屋さんは、お客様に最高のパンを提供したい。だから、手間がかかっても、こねることを選んでいるんですね。

【徹底比較】こねるパンとこねないパンの違い
では、具体的にどう違うのか。実際に比べてみると、驚くほどの差があるんです。
食感の違い:もちっと感と弾力
こねたパンの最大の特徴は、あの「もちっと感」です。
噛んだ時の弾力、口の中でじんわり広がるしっとり感。これは、こねることでグルテンがしっかり形成されるからこそ生まれる食感なんです。
一方、こねないパンは、どちらかというとザックリとした食感。気泡も大きくて不均一です。これはこれで美味しいのですが、もちもち感を求める方には物足りなく感じるかもしれません。
味と香りの違い
こねたパンは、香ばしさが違います。
小麦の香りが際立ち、噛むほどに旨味が広がる。その余韻の深さは、他の方法ではなかなか再現できないんです。
風味の持続性も違います。焼きたてだけでなく、翌日になっても美味しさが続くのが、こねたパンの魅力です。
保存性と日持ちの違い
意外と知られていないのが、保存性の違いです。
こねたパンは、翌日になってもしっとり感が続きます。冷凍して解凍した後も、パサつきにくいんです。
これは、グルテンがしっかり形成されていることで、水分を保持する力が強いから。だから、まとめて作って冷凍保存する場合は、こねたパンの方が断然おすすめです。
見た目でわかる違い
パンを切った時の断面を見ると、一目瞭然です。
こねたパンは、気泡が細かくて均一。きめが整っていて、美しいんです。
こねないパンは、大きな気泡がランダムに入っていて、ワイルドな見た目。これもこれで魅力的ですが、プレゼントやおもてなしには、やっぱりきれいな見た目のパンが喜ばれますよね。

電子書籍『こねるからはじまる、おいしいパン作り』の内容紹介
「こねるパン」と「こねないパン」の違い。少しわかりましたか?
このように書籍では、こねるパンとこねないパンの比較をしながら、なぜパンはこねて作るのかを解説しています。
他にも以下のような内容で構成されています。
この本で学べる7つのこと
今回出版した電子書籍では、こんなことが学べます。
- パンを作るために必要な材料とその役割
小麦粉、イースト、塩、水…それぞれがどんな働きをしているのか - 「グルテン」って何?パンが美味しくなる秘密
科学的に解説します - パンの作り方にはいろいろある – それぞれの特徴を知ろう
手ごね、機械ごね、こねない…それぞれのメリット・デメリット - こねると何が変わるの?食感・味・保存の違い
実際の写真で比較しています - パンの見た目でわかる違い
断面写真で一目瞭然 - プロのパン屋さんはなぜこねて作るの?
プロの視点から解説 - 「楽」も「美味しさ」も両方手に入れる方法
道具の活用法まで
こんな初心者の方におすすめです
この本は、こんな方のために書きました。
- パン作りを始めたいけど、何から始めればいいか分からない
- こねないパンに挑戦したけど、もっと美味しいパンが作りたい
- パン作りの「なぜ?」を科学的に理解したい
- 手間をかけずに本格的なパンを作りたい
- 家族に美味しいパンを食べさせてあげたい
一つでも当てはまる方には、きっと役立つ内容になっています。

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- 季節ごとのパン作りのポイント
- 失敗しないためのアドバイス
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まとめ:パン作り初心者こそ「こねる」楽しさを知ってほしい
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
「こねる」って、最初は大変そうに見えるかもしれません。でも実は、美味しいパン作りへの一番の近道なんです。
手ごねでも、機械を使ってもいい。大切なのは、パン作りを楽しむこと。
パン作りは「難しい」ものじゃなく、「暮らしの一部になる楽しみ」なんです。
朝、焼きたてのパンの香りで目が覚める。家族が「美味しい!」と笑顔で食べてくれる。そんな幸せな時間を、あなたにも味わってほしい。
この書籍が、あなたのパン生活の原点になりますように。
美味しい香りで、あなたのお家を満たせますように。
そんな願いを込めて、この本を作りました。
さあ、一緒に「こねる」楽しさを味わいましょう!
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