みなさん、ご飯のお供といえばなんですか?
梅干し、漬物、納豆、明太子、筋子、卵、ふりかけ、のり、海苔の佃煮、なめ茸、塩辛、肉味噌、たらこ、キムチなどなど…お米にはた〜くさんお供がありますよね。地域によってもご当地のものなどたくさんあると思います。
では、パンのお供といえばなんでしょう?
実は、ご飯のお供と同じように、パンをより美味しくしてくれるものは「パンのお供」と呼ばれており、非常に多くの種類があるんです!
定番のバターやジャムだけじゃない、甘い系からおかず系、和風、さらには海外の珍しいスプレッドまで…この記事では、パンのお供の世界を徹底的にご紹介していきます。
読み終わる頃には、きっとあなたも新しいパンのお供に出会えるはずですよ♪

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自己紹介
高校卒業してから23年勤めた、航空自衛隊を退職。2024年に自宅教室「こだわり酵母パン教室フリーゼ」をオープン。
“自分時間を大切に”“職場でも家でもない場所に居場所を作る”そんな教室作りをしています。ホームベーカリーで叶える“無理しない”パン生活で、ふんわり美味しいパンをいつでもそばに。『簡単に、でも本格的に!』をモットーに、生活にワクワクをお届けします!
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パンのお供とは?ご飯のお供との違い
ご飯のお供が、白米をより美味しくしてくれる梅干しや納豆、明太子などを指すように、パンのお供とは、パンをより美味しくしてくれるスプレッド・ジャム・ペースト類のことを指します。
ご飯のお供は和風の味付けが中心ですが、パンのお供は洋風・和風・エスニックまで本当に幅広いんです。しかも、甘い系からおかず系まで、食事のシーンに合わせて選べるのが魅力的!
それでは早速、種類別に詳しく見ていきましょう。
【種類別】パンのお供といえばコレ!おすすめ30選
甘い系パンのお供(スプレッド・ジャム・ペースト)
パンのお供として最も一般的なのが、この甘い系カテゴリーです。朝食やおやつタイムにぴったりですよ♪
定番の甘い系パンのお供
- バター・マーガリン:有塩、無塩、発酵バター、グラスフェッドバターなど種類豊富。シンプルだからこそ、バターの質で味が変わります!
- ジャム・コンフィチュール:イチゴ、ブルーベリー、マーマレード、リンゴなどフルーツ系。果肉感のあるものは特に人気です。
- ピーナッツバター:チャンクタイプ(粒入り)とクリーミータイプがあり、食感の好みで選べます。
- チョコレートスプレッド:チョコクリームやジャンドゥーヤなど。子どもから大人まで大好きな定番ですね。
- ナッツペースト:くるみ、ピスタチオ、アーモンドなど。栄養価も高く、最近特に注目されています。
- はちみつ:トースト専用のものや、コムハニー(巣蜜)など。自然な甘さが魅力です。
- メープルシロップ:パンケーキだけじゃなく、トーストにも合うんです!
- ホイップクリーム:ふわふわの食感がたまりません。
今注目の甘い系パンのお供
そして、最近特に人気が高まっているのが「あんバター」です!
あんことバターを合わせたもので、和と洋の絶妙なハーモニーが楽しめます。トーストに塗って焼くと、バターが溶けてあんこと絡み合って…もう最高なんです♡

余談ですが、「あんバターの元祖」って知って今ますか?正しく言うなら「小倉トースト」
あんバタートーストの発祥は、名古屋(愛知県)とされています。
戦後間もない1950年代、喫茶店文化が発展していく中で、
トーストに小倉あんとバター(またはマーガリン)をのせたメニューが誕生しました。
元祖小倉トーストのお店「喫茶満つ葉」が有名です。ぜひ機会があれば訪れて見てくださいね^^
おかず系パンのお供(惣菜系・塩気のあるもの)
甘いものばかりじゃありません!トーストに塗って焼いたり、サンドイッチの具材にしたりする、食事向きのおかず系パンのお供も充実しています。
定番のおかず系パンのお供
- チーズ:スライスチーズ、クリームチーズ、モッツァレラ、ピザ用チーズなど。チーズトーストは朝食の定番ですよね。
- めんたいマヨソース:明太フランス風トーストが簡単に作れます。スプレッドタイプが便利です。
- ガーリックトーストスプレッド:塗って焼くだけでガーリックトーストの完成!お手軽なのが嬉しいポイント。
- ツナマヨ、コーンマヨ、たまごサラダ:サンドイッチの定番ですが、パンに塗って焼けるスプレッドタイプも人気です。
- パテ(レバーペースト):濃厚な味わいが特徴。ワインのお供にも最高です。
- オリーブオイル:塩をかけてシンプルに。オリーブオイルの質で味が大きく変わります。
ちょっと変わり種のおかず系
- のりバター:和風の変わり種として人気急上昇中!磯の香りとバターのコクが意外にマッチするんです。
- ブルスケッタ:ざく切りオリーブやアンチョビ、ガーリックのペースト。イタリアン好きにはたまりません。
- ンドゥーヤペースト:辛いサラミのペースト。ピリ辛好きな方におすすめです。
- 牛タンオリーブ辛油:ご飯のお供としても知られますが、パンのお供として販売されています!宮城出身の私もこれは知りませんでした。宮城県人として、これは一度買って食べて見ないと!
和風パンのお供(和の素材を活かした新定番)
最近は和の素材を活かしたパンのお供も増えているんです!
これが意外とパンに合うんですよ♪
- あんバター:上記にもありますが、和の素材の代表格です。
- きなこペースト:優しい甘さと香ばしさが特徴。
- 黒ごまペースト:黒糖入りなど、バリエーション豊富。栄養価も高いです。
- 和ジャム:安納芋、ほうじ茶クリームなど。和スイーツ好きにはたまりません。
和風パンのお供は、洋風のパンに和のテイストをプラスすることで、新しい美味しさが生まれるんです。ぜひ試してみてくださいね。
【国別】パンのお供といえば?海外の定番を比較
ここからは、もっと深掘りしていきましょう!
国や地域によってパンのお供には大きな違いがあり、それぞれの食文化やその国でよく食べられるパンの種類が色濃く反映されているんです。
ヨーロッパの主要な国々を例にご紹介していきますね。
フランスのパンのお供といえば?
フランスといえばバゲット! パン自体が主食として重要視されるため、パンの味を活かすシンプルなものと、食事として成り立つしっかりとしたものが両立しています。
甘い系(朝食の定番)
フランスの朝食といえば「タルティーヌ」! これは、バゲットに発酵バターと自家製のような果肉感のあるジャム(コンフィチュール)をたっぷり塗ったものです。
シンプルだけど、素材の質にこだわるのがフランス流。発酵バターの芳醇な香りと、フルーツそのものの味がするジャムの組み合わせは、一度食べたら忘れられません。
おかず系(食事・おつまみ)
- パテ、リエット、テリーヌ:肉や魚をペースト状にしたフランス料理の定番。バゲットに塗って前菜やおつまみにします。豚肉のリエットやレバーパテが特に人気です。
- フロマージュ(チーズ):チーズ大国だけあり、様々な種類のチーズをパンと一緒に楽しみます。
フランスでは、パンそのものの美味しさを大切にしているんですね。
ドイツのパンのお供といえば?
ドイツはライ麦を使った酸味のあるライ麦パン(黒パン)が主流です。このため、これに合わせて味の濃いもの、塩気のあるものが好まれるんです。
おかず系(食事の定番)
- ハム、ソーセージ、チーズ:薄くスライスしたライ麦パンに、これらを乗せてオープンサンドのようにして食べるのが一般的です。
- アウフシュトリッヒ (Aufstrich):「パンに塗るもの」全般を指すドイツ語。レバーペースト(ブルスト)、クヴァルク(フレッシュチーズ)にハーブや野菜を混ぜたものなど、種類が豊富です。
- バター:プレッツェルを半分に切ってバターやチーズを挟むのも定番です。
ドイツでは、ライ麦パンの酸味と塩気のあるお供の組み合わせが基本なんですね。甘いスプレッドもありますが、伝統的なスタイルはおかず系が中心です。

イギリスのパンのお供といえば?
イギリスのパンのお供は、個性的で世界的に有名なものが多いんです!
定番(強烈な個性)
マーマイト (Marmite):ビール酵母から作られる、濃い茶色のペースト。非常に塩辛く、独特の風味があります。
「Love it or Hate it(好きか嫌いか)」で有名で、イギリスの国民食の一つなんです。イギリス人の中でも好きな人と嫌いな人が両極端に分かれるそうです。
日本でいう納豆のようなものなんでしょうね。納豆も好き嫌いが極端に分かれる食べ物ですもんね。
薄くトーストに塗って食べるのが一般的です。初めて食べる方は、本当に薄〜く塗ることをおすすめします(笑)
その他の定番
- ジャム(プリザーブ):イギリスのジャムは果肉がゴロゴロ入っているのが特徴です。
- レモンカード:レモン果汁や卵、バターなどを使ったスプレッド。爽やかな酸味と濃厚な味わいが絶妙です。
イタリアのパンのお供といえば?
イタリアは、パン自体にオリーブオイルや塩気があったり、パンを料理のソースと絡めたりすることが多いため、「パンのお供」を単体で使う習慣は控えめな傾向があります。
食事系
- オリーブオイル:塩と混ぜたオリーブオイルをシンプルなパン(チャバタなど)につけて食べるのが一般的です。
- ブルスケッタ:ガーリックやオリーブ、アンチョビなどを使ったペーストをバゲットに乗せて前菜にします。
- 生ハム、サラミ:パンに挟んだり、巻いたりして食べます。
甘い系
ヌテラ (Nutella):ヘーゼルナッツとココアのスプレッド。イタリア発祥で、世界中で愛されている朝食の定番です。
子どもから大人まで、みんな大好きなチョコレートスプレッドですよね♪
このように、パンの種類や食習慣によって、合わせるものが「甘いスプレッド」「肉のペースト」「個性的な発酵食品」など、バラエティに富んでいるのが面白いですよね。

パンのお供はどこで買える?おすすめ購入スポット
「海外のパンのお供、食べてみたい!でもどこで買えるの?」
そんな方のために、海外のパンのお供が最も充実している購入スポットをご紹介します!
カルディコーヒーファーム(KALDI)
全国に店舗があり、オンラインストアも充実しているので、とても便利です。
おすすめ品:
- ヌテラ(イタリアのヘーゼルナッツスプレッド)
- ボンヌママン(フランスのジャム)
- ピーナッツバター各種
- レモンカード
季節限定の海外ジャム・スプレッドフェアも要チェックです!私もよくカルディに行くんですが、新商品を見つけるとついつい買ってしまうんですよね(笑)
成城石井
高品質な輸入食材が豊富で、ワインやチーズコーナーも充実しています。
おすすめ品:
- クロテッドクリーム(英国風スコーンのお供)
- フランス産コンフィチュール
- イタリア産ハチミツ
店舗だけでなく、楽天市場やAmazonの成城石井公式ショップでも購入可能です。
紀ノ国屋・明治屋
少し高級志向ですが、本格派の輸入スプレッド・バター・チーズが見つかります。
おすすめ品:
- イギリスのレモンカード
- フランス産エシレバター
- スペイン産オリーブペースト
特別な日や、ギフトにもおすすめです。
その他(楽天・Amazon・コストコ)
楽天やAmazonなら、自宅にいながら手軽に購入できます。口コミも参考にできるので便利ですよね。
コストコでは、海外の大容量パンのお供がお得に手に入ります。まとめ買いしたい方にはぴったりです!
【実食レポ】パン教室でブルスケッタを作ってみました
さて、ここで私のパン教室での体験をシェアしますね♪
バゲットを作った際に、生徒様にブルスケッタを食べてもらいました。
トマトの赤がとても綺麗で食欲をそそります。テーブルも一気に華やかになりますよ^^
ブルスケッタは、バゲットをスライスしてガーリックバターを塗って軽く焼き、フレッシュトマトやバジル、オリーブオイルをトッピングしたもの。シンプルだけど、素材の味がダイレクトに伝わる一品なんです。
生徒様からも「こんなに簡単なのに、こんなに美味しいなんて!」と大好評でした。
パーティーにもおすすめですし、見た目も華やかなので、おもてなし料理としても活躍しますよ♪

まとめ:パンのお供といえば?あなたのお気に入りを見つけよう
いかがでしたか?
パンのお供は、甘い系・おかず系・和風・海外の定番など、本当に種類が豊富なんです。
国ごとの食文化を知ると、パンの楽しみ方がさらに広がりますよね。現代は輸入品として海外の調味料や食材が手軽に手に入ります。気になったものがあれば、ぜひお試ししてみてください。
あなただけのお気に入りのパンのお供を見つけて、毎日の食卓をもっと豊かにしてくださいね♪
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最後まで読んでくださって、ありがとうございました!
また次回のブログでお会いしましょう^^
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