夏でも失敗しない!塩パンの作り方|バターが流れない成形と発酵のコツ

こんにちは、パン教室フリーゼのひとちゃんです。

夏になると「今日はあっさりしたパンが食べたいな〜」って思うこと、ありませんか?

そんな時にぴったりなのが塩パン

外はパリッ、中はふわっと、そしてバターのじゅわっと感…あぁ、想像しただけでお腹が空きますよね。

でも、夏の塩パン作り、こんな失敗ありませんか?

  • バターが全部流れ出てしまった…
  • 成形したのに形が崩れてしまった…
  • 発酵中にバターが溶けてべたべた

今日は、そんな悩みをスッキリ解決します!
「塩パン 失敗 バター流れる」問題を防ぐコツを、私の実体験からたっぷりお伝えしますね。


*‥…‥*‥…‥*‥…‥*‥…‥*

プロフィール写真
Evoto

高校卒業してから23年勤めた、航空自衛隊を41歳で退職。2024年に自宅教室「こだわり酵母パン教室フリーゼ」をオープン。

“自分時間を大切に”“職場でも家でもない場所に居場所を作る”そんな教室作りをしています。

初心者の方でも一味違ったパン作りが叶う「麹種(こうじだね)」

『簡単に、でも本格的に!』

「ルヴァン」と「麹」を融合させた特別なパンを作りましょう!

身長は低いけど、夢は大きい!元気いっぱいの講師が、ワクワクをお届けします!

LINEで直接お問い合わせはこちらから

友だち追加

*‥…‥*‥…‥*‥…‥*‥…‥*

1. 夏に塩パンを作る魅力と失敗しやすいポイント

夏に塩パンをおすすめする理由はシンプル。

バターの香りと塩気が、暑さで落ちた食欲をグッと引き上げてくれるから。
朝食にもおやつにも◎、サラダや冷たいスープと合わせれば立派な食事になります。

ただし、夏の塩パン作りには特有の落とし穴があります。
室温が高く、バターが溶けやすいのです。
結果、

「発酵の終わった生地がバターまみれ…」
「あれ?巻き込み用のバターが溶けてきちゃった…」

…なんてことに。

他にも、塩パンあるあるなのが、

「オーブンで焼いたら、天板がバターまみれ」

この発酵や成形時のバターが溶けちゃう問題や焼いた時のバター流出問題を防ぐには、成形・温度管理・発酵時間の3つがカギになります。

バターが溶け出している

↑発酵温度が高く、巻き込んだバターが溶け出している。


2. 材料選びのポイント(バター・塩・粉)

バターは有塩?無塩?

基本は無塩バターがパン作りの王道。
理由は、トッピングの塩で味をコントロールできるから。

ただし、有塩バターを使うと、少し塩味が強くなります。
私のおすすめは「巻き込み用=無塩」「生地用=無塩」で統一。
塩加減を自分好みに調整できます。

おすすめ商品:明治発酵バター
芳醇な香りとコクが加わって、塩パンの旨みが一段とアップします。

明治発酵バター

塩の種類で変わる味

仕上げの塩は、岩塩がベスト。
口に入れた瞬間の塩のカリッと感が、バターの甘みと絶妙にマッチします。

海水塩でもいいのですが、海水で作られた塩は不純物が多く、焼いた時に黒く焦げたようになってしまいます。

私が試したのは、「瀬戸のほんじお」と「沖縄の塩シママース」
→海水からできており、塩が黒く色づいてしまいました。

塩パン

↓岩塩の場合は、白く残ったまま白いままでしたよ^^

私が使った塩は、「ヒマラヤ岩塩」というものです。

塩パン

3. バターが流れない塩パンの成形方法

成形にはいくつかパターンがありますが、特におすすめなのはこの2つ。

ロールパン形

  1. 生地を雫型に整える
  2. めん棒で30〜40cmに伸ばす
  3. 冷えたバターを置いて、ふんわり巻く

ポイントは「包み込むように巻く」こと。力を入れすぎると、生地が破れてバターが流れやすくなります。

成形
成形
成形
天板に乗った塩パン

三日月形+カップ焼き

  1. 生地を丸く薄く伸ばす
  2. 三角形にカットし25〜30cmに伸ばす
  3. バターを巻き込んで、両端を中央で合わせる
  4. 紙カップに入れて焼く

この「カップ焼き」が最強。
流れ出たバターをカップ内でキャッチし、再びパンに吸わせるので、無駄がありません。

成形
成形
塩バターパン

4. 夏の発酵温度と時間の見極め方

一次発酵(25〜26℃の生地温度で)

  • 30℃前後で60分
  • 2倍の大きさになったらOK
  • 指で押して跡が残るか確認
フンガーチェック1
フィンガーチェック2

二次発酵(30℃前後で)

  • 高温すぎるとバターが滲み出るため、35℃以上NG
  • 40分程度で様子を見て、1.5倍の大きさになれば焼成へ

二次発酵こそ、バター流出防止の最重要ポイントです。

成形
成形

5. 室温でもバターを溶かさない下準備テクニック

夏の室温はバターの天敵。

巻き込み用バターは使う直前まで冷凍庫」に保管しましょう。
私は一次発酵中に個数分切り分けて冷凍→成形直前に取り出しています。

これだけで「バターがドロドロになる」問題がほぼ解消します。


6. よくある失敗と解決策まとめ

塩パンに限らずですが、失敗にはちゃんと解決策があります^^

  • バターが全部流れた → 三日月形+カップ焼き
  • 形が崩れた → 力を入れすぎず、ふんわり巻く
  • 塩味が強すぎる → 有塩バター+トッピング塩の組み合わせに注意
             巻き込み用バターは無塩バターで!トッピングの塩で塩気を調整しましょう。

7. まとめ:夏でも失敗しない塩パン作りの3つの鍵

  1. 冷えたバターを最後まで保つ(冷凍庫を活用)
  2. 成形でしっかり包み込む(優しくふんわり巻く)
  3. 二次発酵の温度を守る(低温でじっくり発酵)

これさえ押さえれば、夏でもバターじゅわっと塩パンが作れます。


\LINE登録で夏のパン作りがもっと楽しく!/

塩パンや季節のパン作りに役立つ情報を、LINEでお届けしています。
登録していただくと、今ならこの3つを無料プレゼント!

  • からだ喜ぶ麹レシピ
  • 麹パンのお買い物リスト(材料・発酵グッズ一覧)
  • 生徒がマネする神道具リスト(成形・発酵の便利グッズ)

今すぐLINE登録してプレゼントを受け取る


*************

\\体験レッスン受付中//

体験レッスン
  • パン教室の雰囲気が知りたい!
  • 麹パン気になる
  • イーストのパンに飽きちゃった
  • 自家製酵母に疲れた

そんな方はぜひフリーゼのパン教室を体験してみてください^^

もちろん、初めてパンを作る!という方も大大大歓迎ですよ♪^^

*************

フリーゼのレッスンに興味のある方、レッスンの募集をいち早く知りたい方

公式LINEから情報をGETできます!

公式LINE登録はこちらから

LINE公式プレゼントイラスト

ただいま、登録いただいた方には特典がついてきます!

  • 麹活用レシピ3選
  • 麹パン作りのためのお買い物手帳
  • 生徒さんがマネする神道具10選

ぜひ受け取ってくださいね♪

コメント