転勤族 家族の悩みが40代女性を動かした|20年のキャリアを手放した自衛官ママの決断

あなたは「このままでいいのかな」と思ったことはありませんか?

私は40歳になったとき、ふと立ち止まってしまいました。20代はがむしゃらに仕事をして、30代は育児に必死でした。そして40代。気づいたら、何のスキルも持ってないし、何の特技もない。強みもない。転勤族の家族の悩みに押しつぶされそうになっていました。

私の名前は、パン教室の講師をしている40代の女性です。でも、今からお話しする話は、パンのことではなく、転勤族 家族 悩みについての、とても真面目で、とても大切な話です。

もしあなたが、自衛官の配偶者だったり、転勤が多い職場で働いていたり、育児と仕事の両立で迷っていたりするなら、この記事はあなたのための記事です。最後まで読んでみてください。


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プロフィール写真
Evoto

自己紹介

高校卒業してから23年勤めた、航空自衛隊を退職。2024年に自宅教室「こだわり酵母パン教室フリーゼ」をオープン。

“自分時間を大切に”“職場でも家でもない場所に居場所を作る”そんな教室作りをしています。ホームベーカリーで叶える“無理しない”パン生活で、ふんわり美味しいパンをいつでもそばに。『簡単に、でも本格的に!』をモットーに、生活にワクワクをお届けします!

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40歳自衛官ママが感じた、漠然とした不安の正体

「10年後、私は何をしてるんだろう」キャリアの停滞感

20代の私は、自分のキャリアのことだけを考えていました。早く昇進したい、もっと上を目指したい。そんな気持ちで、毎日仕事に向かっていました。

30代になると、出産、育児が加わりました。仕事も大事だけど、子どもたちのことも大事。寝かしつけから朝の準備まで、本当に必死でした。フルで仕事をして、帰ってきたら育児。睡眠不足の日々。それでも頑張れたのは、まだ先があると思っていたからです。

そして40代。気づいたら、何も変わっていないんです。

仕事の内容は同じ。子育ても続いている。毎日が同じ繰り返し。何かが足りない。何かが欠けている。そんな感覚が、ずっとついてまわっていました。

「10年後、私は何をしてるんだろう。定年した後、何をするんだろう」

こんなことを思うようになったのは、40歳になってからです。

迷う

資格も特技もない焦燥感:「このままで大丈夫か?」

20年以上、同じ職場で頑張ってきました。いろんな経験もしてきたはずです。でも、ふと気づくんです。

何の資格も持ってない。何の特技もない。強みもない。

「ない、ない、ない……」

こんなふうに数えていたら、不安が大きくなるばかりでした。

定年までの時間を考えると、焦燥感が襲ってきます。今からでも何かできることはないか。何かスキルを身につけなくていいのか。そんなことばかり考えていました。

もしも職場を失ったら、私は何ができるのか。これって、本当に怖い気持ちです。


転勤族 家族の悩みの深刻さ:航空自衛隊隊員の現実

転勤族の現実:北海道から沖縄まで、希望外の異動の悩み

私は航空自衛隊で働いていました。航空機整備職という仕事です。

転勤は、数年に一度、必ずやってきます。

そして転勤先は、航空機がある基地です。北海道から沖縄まで、候補地がいっぱいあります。いくつか希望を出すこともできますが、組織の都合で希望外の基地に異動することもあります。

つまり、私の人生設計は、常に不確定なんです。

子どもたちの進学を考えると、転勤は大きな問題になります。いつ、どこに、どのくらいいるのか。それによって、子どもたちの学校も変わります。友達だって変わります。引越しだって何度もあります。

こういう不確定さが、ずっと、ずっと、私たちの頭の片隅にあるんです。

単身赴任が与える心身への影響:夫の心の病を通じて気づいたこと

ここからは、少し辛い話になります。でも、とても大切な話なので、聞いてください。

夫も自衛官です。当然、転勤がありました。何度か、単身赴任をしていました。

単身赴任は、家族がバラバラになることです。夫は一人で、新しい場所で仕事をしています。子どもたちと私は、もとの場所に残っています。

このバラバラの生活が続く中で、夫は心の病気を患ってしまいました。

闘病生活は数年に及びました。その間、夫は本当に辛そうでした。私も、どう支えたらいいのか、わかりませんでした。

でも、幸いなことに、夫は自衛隊を退職することを決めました。そして、退職した今、夫は本当に元気になりました。ストレスから解放されたのか、徐々に回復していきました。

これを見ていて、私は思ったんです。転勤、単身赴任、そういったことが、人の心と体に、これほどの影響を与えるんだ。そして、それは夫だけじゃなくて、妻の私たちにも、子どもたちにも、影響を与えているんだ。

転勤が子どもに与える影響:進学を控えた子から2歳児まで

私には、3人の子どもがいます。中学生、小学生、2歳児です。

それぞれが、今、大事な時期なんです。

中学生の子は、進学を控えています。高校を選ぶのは、人生の大事な選択肢です。その時に、もし転勤が決まったら、どうするのか。子どもの気持ちを優先することはできるのか。それとも、新しい場所で、新しい高校を探すのか。親として、こういうことを考えると、本当に辛いんです。

小学生の子だって、学校の友達関係ができてきた時期です。転勤で引越したら、今までの友達とはおさらばです。また、新しい学校で、新しい人間関係を作らないといけません。それが簡単なことではないことは、子どもの表情を見ていれば、わかります。

2歳児の子は、まだ小さいけど、親の気持ちに敏感です。親が不安そうにしていたら、子どもだって不安になります。

転勤の話が出るたびに、子どもたちの目に、不安が映るんです。

そういうのを見ているのが、本当に辛かった。


転勤族 家族の悩みから見える、もう一つの問題:組織への責任感の葛藤

「甘えていいよ」と言ってくれる職場への申し訳なさ

20年以上、同じ職場の人たちに支えられてきました。

子どもが生まれたとき、育児に専念したいと言ったとき、職場の人たちは「甘えていいよ」と言ってくれました。転勤のことで悩んでいるとき、「転勤のことや出張のことは考えなくて大丈夫だよ」と励ましてくれました。

本当に感謝しています。でも、その反面、申し訳ない気持ちでいっぱいなんです。

周りの人たちは、自分の家族を説得しながら、転勤に対応しています。出張にも対応しています。そういう人たちを見ながら、「私のせいで、みんなが余計な気遣いをしてくれている」という気持ちが消えません。

好意で受けた優遇が、ある日、苦しみに変わることもあります。「自分のわがままで、職場の人たちに迷惑をかけているのではないか」

そういう不安が、ずっと、ずっと、頭の片隅にあるんです。

昇任、出張、災害派遣:組織の要求に応え続けることの限界

自衛隊は、組織です。個人の事情よりも、組織の要求が優先されます。

災害派遣があれば、すぐに対応しなければいけません。海外演習があれば、長期間、家族と離れることもあります。新しい装備品が導入されれば、その訓練に参加しなければいけません。昇任の話が出れば、もっと責任のある仕事を引き受けないといけません。

こういった組織からの要求は、当然のことです。仕事とはそういうものです。でも、同時に、子どもたちのことも、介護のことも、家族のことも、あるんです。

子どもの進学式に出席したいのに、出張の時期とかぶる。親の介護が必要な時期に、長期の出張が決まる。そういう葛藤は、本当に辛いんです。

「組織の要求に応え続けることは、もう難しい」

そう判断したのは、私自身の人生を考えたからです。


転勤族 家族の悩みから生まれた、新しい人生選択

「退職」という文字が頭をよぎり始めた瞬間

そんなこんなで、毎日が続いていました。

転勤の不安、子どもたちの不安、職場への申し訳なさ、組織の要求。こういった悩みが、ある日、一つの選択肢を私に見せてくれました。

「退職」

その文字が、頭をよぎるようになったんです。

最初は、冗談みたいな話でした。「もしかして、辞めたら楽になるのかな」くらいの気持ちです。でも、その気持ちが、だんだん、だんだん、大きくなっていったんです。

20年以上の安定を手放すことは、本当に怖かったです。

でも、同時に、新しい可能性も感じていました。

安定を手放すことで、見つけた新しい可能性

「もし仕事を辞めたら、何がしたいか」

そう考えるようになってから、私の中で、一つのことが浮かび上がってきたんです。

パン。

昔から、パンを作るのが好きでした。子どもたちとも、よくパンを一緒に作っていました。その時間が、本当に楽しかったんです。

「パンを仕事にしたら、どうだろう」

そう思ったとき、初めて、40歳の私の中に、ワクワクする気持ちが生まれました。

転勤の不安。子どもたちの不安。それらのことを、すべて自分で選ぶ人生に変えることができるんだ。そう気づいたんです。

20年の安定を手放すことは、怖いことです。でも、その先に、自分で自分の人生を選ぶ喜びがあるんだということに、やっと気づきました。


次は、あなたの番かもしれません

転勤族の家族の悩みから、一つの決断が生まれました。

この決断が、良かったのか悪かったのか、それはまだわかりません。でも、少なくとも、毎日、ワクワクしながら過ごせるようになったのは、確かです。

もしあなたが、今、同じような悩みを抱えていたら。もしあなたが、「このままでいいのかな」と思っていたら。

あなたも、自分の人生を選択し直すことができます。

次回の記事では、「安定を捨てるということ」について、もっと深く、お話しします。

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