パン 底 割れ|カンパーニュの底が割れちゃった!パンの底が割れる原因と今すぐにできる解決法

底割れ

カンパーニュを焼いたら、下の方が割れちゃった!

この失敗は、私も何度も経験しました。

なぜこんな事が起こるのでしょう?

せっかく苦労して作ったパンです。

カッコよく焼けるように、今回は、パンの底が割れる原因と今すぐにできる解決法をご紹介しましす!

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緑の中で笑顔が輝く私のプロフィール写真

高校卒業してから23年勤めた、航空自衛隊を41歳で退職。2024年に自宅教室「こだわり酵母パン教室フリーゼ」をオープン。

“自分時間を大切に”“職場でも家でもない場所に居場所を作る”そんな教室作りをしています。

初心者の方でも一味違ったパン作りが叶う「麹種(こうじだね)」

『簡単に、でも本格的に!』

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底割れの原因はズバリこれ!

実は最近、私もカンパーニュを底割れさせてしまったんです。

オーブンを開けた瞬間、「ガーン!」

底割れしている上に膨らみもイマイチで悲しい思いをしました。

底割れ

でもこの失敗、原因はわかっているんです。

それは、

  1. 成形後から焼成までの置いておく時間が短かった
  2. 成形で締めすぎた
  3. 季節の変わり目で発酵具合がわかりにくい

この3つの原因にをしっかり理解しておくだけで、失敗がグッと減ります。

底割れの3つの原因

今回の失敗は、私だけでないく結構多くの方がやりがちな事なので、理解を深めて失敗を減らしましょう!

成形後から焼成までの置いておく時間が短かった

この「置いておく時間が短かった」というのが、今回の失敗の大半を締めていると思います。

カンパーニュは、成形し、発酵かごに入れたら15分〜25分ほど休ませる必要があります。

生地を緩めて、焼成の際に膨らみをよくするんですね。

休ませた生地は、見た目の膨らみや変化はあまりありません。

少しプルンとしてくるだけ。

なので、ほぼ時間で作業を進めます。

この置いておく時間が数分違うだけで、出来上がりも変わります。

今回は、成形してからの時間をしっかり把握していなかったんです。

なんとなくで焼成に移ったため、おそらく10分くらいでオーブンに入れてしまったのかなと思います。

成形で締めすぎた

優しく生地に触れている様子

成形では、表面の生地を張らせるようにしっかり丸めていきます。

これは、どんなパン作りをするかによって成形の仕方は変わってきますので、「張らせる」事が絶対!というわけではないので、勘違いしないようにしてくださ。

あくまでも、私の扱うレシピを私の作り方で作った場合の話です。

でも、一般的な作り方は、「張らせる」ということを大切にしているかと思います。

この「張らせる」を一生懸命にやりすぎてしまうと、生地が締まりすぎて緩むまでに時間がかかってしまい、焼くまでの時間にズレが生じてしまいます。

本当は、締めすぎた分、長めに休ませて「緩めてあげる」時間が必要なのに、いつも通りの感覚で焼成に移ってしまうと、膨らみが悪く、横から割れたりしてしまうんです。

季節の変わり目で発酵具合がわかりにくい

オーブンの中の温度計

春や秋は季節の変わり目で、気温が不安定ですよね。

そんな時期は、パン職人ですら失敗することもあるんです。

気温だけでなく、湿度もその日によって違います。するとパン作りがなかなか安定しないんですね。

パン作りは、酵母という生き物を扱っているので、ある程度感覚で作る部分もあります。

ですので、季節の変わり目のような気温や湿度が安定しない時期のパン作りは、感覚に微妙なズレが生じて、いつもの仕上がりにならなかったりするんです。

今すぐできる解決方法

失敗の原因を3つ挙げました。

ここからは、今すぐにでもできる解決方法になります。

記録をつけておく

真剣に受講している様子

失敗した時は、必ず「記録」をとっておきましょう!前回作って失敗した時の記録は、次に作る際必ず役に立ちます。

せっかく失敗したんです!その失敗を無駄にしないでください。

その日の室温、休ませた時間など詳しく書き残しておきましょう!

5分づつ時間調整する

ストップウォッチ

記録をつけたら、5分刻みで時間調整してみましょう!

底割れしてしまった時の休ませていた時間より、「5分」延長して様子を見ます。

焼いてみて、膨らみがもう少しであれば、また次回5分延長して置いておきましょう。

すると、1回か2回目くらいで、成功するかと思います^^

成形はルールを決めて

ドレッジ

生地を張らせる(丸める)際は、自分なりにルールがあるといいです。

いつまで丸めればいいんだ?と悩みながら作業すると、毎回生地の締まり具合にばらつきが出ます。

3回までしか触らないとか、毎回同じような成形になるよう工夫してみましょう。

まとめ

カンパーニュ大とスライス

今回は、カンパーニュの底割れについて原因と解決方法をお伝えしました。

まとめると

【原因】

  1. 成形後から焼成までの置いておく時間が短かった
  2. 成形で締めすぎた
  3. 季節の変わり目で発酵具合がわかりにくい

【解決法】

  1. 失敗した時も成功した時も記録をつける
  2. 生地の休ませる時間を5分づつ時間調整する
  3. 成形はルールを決めて、毎回同じように成形する

カンパーニュは、中級以上のレベルかと思います。

だから、憧れも大きい^^!

そして、あのクープ(切れ込み)や模様、大きさ、一度は作ってみたいパンなんじゃないかなと思います。

でも、いざ作ってみると思うようにいかないことが多々ありますよね。

少しでも、皆さんのカンパーニュがカッコよく焼けて納得い仕上がりになるよう応援しています^^!

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